『アメリと雨の物語』日本語吹替版制作決定 声優に永尾柚乃、花澤香菜、早見沙織ら
2026年3月20日よりTOHOシネマズ 日比谷ほかで公開されるアニメーション映画『アメリと雨の物語』の日本語吹替版制作が決定。声優キャストとして、永尾柚乃、花澤香菜、早見沙織、深見梨加、森川智之、日笠陽子、青木遥、北林早苗の出演が発表された。
2025年のアヌシー国際アニメーション映画祭で観客賞を受賞し、第83回ゴールデングローブ賞アニメ映画賞にもノミネートされた本作は、アメリー・ノートンによるベストセラー自伝的小説『チューブな形而上学』を原作に、2歳の主人公アメリの目から見た生命と色彩、そしてウィットに富んだ彼女の言葉が織りなす世界を描いたアニメーション。『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』などでレミ・シャイエ監督と協働してきたマイリス・ヴァラード、リアン=チョー・ハンが監督を務めた。
1960年代の日本。神戸で生まれたベルギー人の小さな女の子アメリ。外交官の家庭に生まれ、2歳半までは無反応状態だったアメリは、子ども時代に突入した彼女は自らを“神”だと信じ、魔法のような世界を生きている。家政婦のニシオさんや家族との日々の生活は、彼女にとって冒険であり、新たな発見の連続で少しずつ変化していく。しかし、3歳の誕生日に人生を変える出来事が起こり、彼女の世界は大きく変わっていく。
日本語吹替版で主人公のアメリを演じるのは、実写版『リロ&スティッチ』でリロ役の日本版声優を務めた永尾。主人公アメリのモノローグは『羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来』シャオヘイ役などの花澤、家政婦でありアメリの大切な友人となるニシオさんは『SPY×FAMILY』ヨル・フォージャー役の早見が演じる。
さらに、アメリ一家の家主であるカシマさん役を『美少女戦士セーラームーン』シリーズの初代セーラーヴィーナス役などの深見が担当。アメリの愛情あふれる家族は、父パトリックを『ズートピア』シリーズのニック役で知られる森川、母ダニエルを『呪術廻戦』庵歌姫役の日笠、姉ジュリエットを『ちいかわ』のちいかわ役で知られる青木、そして祖母クローディアを『名探偵ポワロ』シリーズの北林がそれぞれ演じる。
■公開情報
『アメリと雨の物語』
2026年3月20日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国劇場公開
声の出演:ロイーズ・シャルパンティエ、ヴィクトリア・グロボア、ユミ・フジモリ
声の出演(吹替版):永尾柚乃、花澤香菜、早見沙織、深見梨加、森川智之、日笠陽子、青木遥、北林早苗
監督:マイリス・ヴァラード、リアン=チョー・ハン
原作:『チューブな形而上学』アメリー・ノートン著
音楽:福原まり
配給:ファインフィルムズ
後援:在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ、駐日ベルギー大使館
2025年/フランス/フランス語・日本語/77分/カラー/G/英題:Little Amélie or the Character of Rain
©2025 Maybe Movies, Ikki Films, 2 Minutes, France 3 Cinéma, Puffin Pictures, 22D Music
公式サイト:littleamelie-movie.com