綱啓永&高橋侃、映画『東京逃避行』出演決定 寺本莉緒&池田朱那の新場面写真も

 2026年初春に公開される秋葉恋の長編監督デビュー作『東京逃避行』に綱啓永と高橋侃が出演することが決定した。

 本作は、「次世代の映画監督を育成する」ことをモットーとする第二回東京インディペンデント映画祭にて、審査員長の藤井道人、特別審査員の綾野剛らに選出され、グランプリを受賞した秋葉の短編監督作『東京逃避行』をBABEL LABELが制作を担い、長編化したもの。2023年12月以降に青少年健全育成条例に基づき、警視庁によって新宿・歌舞伎町の“トー横”が封鎖され、トー横に集っていた少年少女たちが居場所を求めてもがき、さまよう姿を描く。

 監督を務める秋葉は、7歳より映画製作を始め、「残されたもの、残せるもの、」では高校生映画甲子園にて最優秀監督賞を受賞。現在はBABEL LABELの新レーベル「2045」に所属している。

 家庭でも学校でも居場所を失い、憧れと逃避心を抱えて歌舞伎町に来た高校生・飛鳥を寺本莉緒、田舎を飛び出してトー横で暮らし、界隈から人気を集めているネット小説『東京逃避行』の作者・日和を池田朱那がそれぞれ演じる。

 トー横に流れ着いた人々を保護し、彼らの心の拠り所となるエドを演じるのは、第30回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプを受賞しデビュー、NHK夜ドラ『未来の私にブッかまされる!?』や『WIND BREAKER』、『教場 Reunion/Requiem』などドラマや映画を中心に活躍している綱。本作の出演にあたり綱は、「この物語に共感し、命の尊さをリアルに感じていただき、皆様の人生に何か力を与えられるような作品ができたと思います。エドがこの居場所を作った意味、曲げられない信念、そしてエドがする最後の選択、覚悟を見逃さないでいただきたいです」と力強い想いを語った。

 エドとともに行動し、トー横の若者たちのリーダー格であるメリオを演じるのは、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』や現在放送中のドラマ『シナントロープ』(テレ東系)などに出演している高橋。高橋は、「居場所は場所だけじゃない。人にとって人は居場所にもなる。裏切られるのも人ですが、その傷を癒してくれるのも人なんだなと教えてくれた映画です」とコメントを寄せた。

 あわせて公開された場面写真には、飛鳥(寺本莉緒)と日和(池田朱那)がネオンの明かりに照らされながら UFOキャッチャーで無邪気に笑い合う姿と、エド(綱啓永)とメリオ(高橋侃)が穏やかに談笑する姿が捉えられている。

コメント

綱啓永(エド役)

『東京逃避行』エド役を務めさせていただきました綱啓永です。
この作品に出てくる人物は皆つらい何かを抱えています。それは観てくださる皆様にも当てはまる部分があると思います。この物語に共感し、命の尊さをリアルに感じていただき、皆様の人生に何か力を与えられるような作品ができたと思います。
エドがこの居場所を作った意味、曲げられない信念、そしてエドがする最後の選択、覚悟を見逃さないでいただきたいです。
また、個人的には秋葉さんとの出逢いにとても感謝しています。凄く誠実に真っ直ぐに作品と向き合っていて、救われた瞬間が何度もありました。また作品でご一緒できたら嬉しいです。
皆様、公開まで楽しみにお待ちください。

高橋侃(メリオ役)

暗い闇の中で手探りに光を探している時にこの映画、そして秋葉恋に出会いました。
「居場所」がなかった自分に「居場所」をくれました。
メリオにとっての正義、守れていると思っていたはずだった物を見失った時、探したのは「居場所」ではなく「人」でした。居場所は場所だけじゃない。人にとって人は居場所にもなる。
裏切られるのも人ですが、その傷を癒してくれるのも人なんだなと教えてくれた映画です。僕の光です。

◼️公開情報
『東京逃避行』
2026年初春、全国公開
出演:寺本莉緒、池田朱那、綱啓永、高橋侃
監督・脚本:秋葉恋
エグゼクティブプロデューサー:藤井道人
制作プロダクション:BABEL LABEL
製作:映画「東京逃避行」製作委員会
製作幹事:サイバーエージェント
配給:ライツキューブ
©2025 映画「東京逃避行」製作委員会
公式サイト:https://tokyotohiko.babel-pro.com/
公式X(旧Twitter):@tokyotohiko2026
公式Instagram:@tokyotohiko2026

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