ハン・ソヒ×ハン・ヘインによるクィア・ロマンス 『12月の君へ』本予告&場面写真公開
12月5日に公開されるハン・ソヒ主演映画『12月の君へ』から本予告映像とメインビジュアル、場面写真が公開された。
第24回全州国際映画祭の韓国コンペティション部門に正式出品された本作は、役者を夢見る高校生と人気俳優の転校生、孤独を感じる2人の少女が出会い、やがて惹かれ合う高校時代と大人になった現在、時を越えて求め合う“冬の海での邂逅”を描くラブストーリー。2013年に長編映画『Groggy Summer(英題)』でデビューしたユン・スイクが監督を務めた。
子役出身で人気俳優の転校生ソルを演じるのは、『夫婦の世界』『マイネーム:偽りと復讐』『京城クリーチャー』などのハン・ソヒ。本作が映画初出演にして初主演作となる。そして、ソルと運命的に出会う俳優志望の高校生スアンを『別れへのタイムリミット』『ミッドサマー・マッドネス』のハン・ヘインが演じた。
運命に導かれるように親しくなった、2人の少女。俳優を夢見る高校生スアン(ハン・ヘイン)の前に、都会から美しい人気俳優のソル(ハン・ソヒ)が転校してくる。煌びやかな世界で自分を見失ったソルの心は、スアンの青く燃えるような演技に惹かれていく。放課後、冬の海でサーフィンをした2人は、冷えきった体を炎の前に寄せ合い、互いの孤独に触れながら少しずつ心を通わせていく。しかし、思春期の揺れる想いは“友情”と“恋愛”の狭間ですれ違い、ソルはスアンの前から姿を消してしまう。成長して人気俳優となったスアンは、あのとき伝えられなかった想いを胸に、今もなおソルの面影を探し続けている。そしてある寒い雪の日、彼女はふたたび、冬の海へと向かう。
公開された本予告は、雪の中で出会った、孤独を抱える2人の少女、ソルとスアンが海辺で一つのビデオカメラを覗き込む、印象的なシーンから始まる。華やかな芸能界の中で、人からどうみられるかを気にして自分を見失っていた人気俳優のソル。転校先で役者を夢見るスアンに出会い、二人は運命に導かれるように惹かれあっていく。しかし、思春期の揺れる想いは「友情」と「恋愛」の狭間ですれ違い、ソルはスアンの前から姿を消してしまう。時が経ち、人気俳優となったスアン。ドラマの撮影中も、ふと思い出してしまう、どうしても忘れられない存在。思い出すと胸が痛くなる存在。“ソル”にもう一度、会いたい。そして、若かったあの日交わした、ふたりだけの秘密の約束を、叶えたい。高校時代と大人になった現在、時を越えて求め合う二人は、失った初恋を取り戻すことができるのか。山小屋の中でそっと互いを温め合う二人の姿で、本予告は切ない余韻を残し、幕を閉じる。
あわせて公開されたメインビジュアルは、本予告の最初のシーンを切り取っている。海辺で一つのビデオカメラを覗き込む高校時代の二人と、一人で柵の向こうの海を見つめるハン・ソヒのソロショットが組み合わされ「愛だと知らずに傷つけた。もう一度、会いたい。」という印象的なコピーが添えられている。
また、メインビジュアルにも含まれている2人がビデオカメラを覗き込むシーンなど新たな場面写真も公開されている。
■公開情報
『12月の君へ』
12月5日(金)より、ホワイトシネクイント、kino cinéma新宿ほか全国ロードショー
出演:ハン・ソヒ、ハン・ヘイン
監督:ユン・スイク
配給:Elles Films
2024年/韓国/韓国語/87分/ビスタ/カラー/5.1ch/日本語字幕:長夏実
©2025 Elles Films Co., Ltd.
公式サイト:https://www.ellesfilms.jp/heavysnow
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