朝ドラ常連の広岡由里子、『風、薫る』出演決定 「おばさんから一歩進んで、おばあさん!!」
2026年度前期(東京制作)NHK連続テレビ小説『風、薫る』に広岡由里子が出演することが発表された。
朝ドラ第114作目となる本作は、医療看護の世界に新たな風を起こした大関和と鈴木雅の2人のトレインドナースをモチーフに描くバディドラマ。同じ看護婦養成所を卒業した2人が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながら成長し、やがては“最強のバディ”になって、まだ見ぬ世界を切り拓いていく。
主人公・一ノ瀬りんを見上愛、“最強のバディ”となるもう1人の主人公・大家直美を上坂樹里が演じる。
脚本は、『あなたのことはそれほど』(TBS系)、『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)、『くるり~誰が私と恋をした?~』(TBS系)の吉澤智子が担当する。
広岡は、直美(上坂樹里)が住む長屋の隣人・大家キクを演じる。
広岡由里子(大家キク役)コメント
『風、薫る』出演への意気込み
今までの朝ドラでは…「まんてん」では親戚のおばさん、「つばさ」では隣のおばさん、「半分、青い。」では子どもが同級生のおばさん、「エール」では派手な声楽のおばさん、と、すべて身近なおばさんをやらせていただきました。「風、薫る」では長屋のおばさん。いざ衣裳合わせに行くと白髪のカツラを乗せられ! おばさんから一歩進んで、おばあさん!! 「わっ、おもしろい!」この直感信じて最後までおもしろがりたいと思います!!
連続テレビ小説への出演
「エール」にてピアノを弾くにあたり指は映らなくても腕の動きが必要なのでと、夏の盛りに大汗かきながら2ヶ月ほどピアノの練習に明け暮れたことを覚えています。
看護との接点・思い出
2週間程の入院を経験したとき、毎朝毎回「広岡さん、おはようございます」「広岡さん、お加減いかがですか」「広岡さん、熱測ります」と名前を呼んで声をかけていただいたことが入院生活の安心になっていました。看護師さんてすごいなと感謝したものです。
■放送情報
2026年度前期 NHK連続テレビ小説『風、薫る』
NHK総合にて、2026年春~放送
出演:見上愛、上坂樹里
作:吉澤智子
原案:田中ひかる『明治のナイチンゲール 大関和物語』
制作統括:松園武大
プロデューサー:川口俊介
演出:佐々木善春 橋本万葉ほか
写真提供=NHK