宮沢氷魚、花束を手に『べらぼう』クランプアップショット 「もうすでに意知ロスです」
NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』で田沼意知を演じた宮沢氷魚が、8月4日に自身のInstagramを更新。約1年にわたる撮影のクランクアップを報告し、共演者との笑顔あふれるオフショットを公開した。
投稿には、花束を手に穏やかな笑みを浮かべる宮沢の姿とともに、高岡早紀、橋本愛、横浜流星、中川翼との5ショットも披露。「意知を演じる中で、たくさんの学びと発見がありました。たくさんの出会いに恵まれました」と1年を振り返り、「べらぼうの放送はまだまだ続きます!」と視聴者へ呼びかけた。
田沼意知は、父・意次(渡辺謙)の跡を継ぐ若年寄として政に身を投じながら、蔦屋重三郎(横浜流星)と親交を深め、市井の声に耳を傾ける姿勢を貫いた人物。身分の差を超えて誰袖(福原遥)と静かに心を通わせ、江戸を変えようと奔走する中で、佐野政言(矢本悠馬)の刃に倒れるという運命を辿った。“志半ばで散った、気品と覚悟を併せ持つ悲劇のプリンス”として、その存在は深く視聴者の心に刻まれている。
その凛々しくも優しい佇まいは毎回注目を集め、物語終盤での退場にはSNSでも「もうすでに意知ロスです」「意知さまの志は永遠に不滅です」と惜しむ声が相次いだ。
コメント欄には、「素敵な意知様を生きてくれてありがとう」「プリンス意知様に魅了されました」といった感動と感謝の声が多数寄せられていた。
長丁場の撮影を終えた宮沢の投稿には「やりきった表情に涙が出た」「今後の活躍も応援しています」といった応援コメントも集まり、大河ドラマ初出演にして大きな爪痕を残した宮沢氷魚の今後に期待が高まっている。