眞栄田郷敦、黒島結菜、斎藤工の姿も 舘ひろし主演映画『港のひかり』新場面写真公開

 11月14日に公開される舘ひろし主演映画『港のひかり』の新場面写真が公開された。

 本作は、映画『正体』で第48回日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した藤井道人監督が、北陸の港町を舞台にした完全オリジナル脚本作品。元ヤクザの“おじさん”と目の見えない少年の友情を描く。『散り椿』『劔岳点の記』などを監督し、『鉄道員』を撮影したカメラマン・木村大作と初タッグを組んだ。

 主人公の元ヤクザの“おじさん”こと三浦を7年ぶりの映画単独主演となる舘が演じ、盲目の少年・幸太を尾上眞秀、幸太の青年期を眞栄田郷敦が演じる。そのほか、黒島結菜、斎藤工、ピエール瀧、一ノ瀬ワタル、MEGUMI、市村正親、宇崎竜童、笹野高史、椎名桔平らキャストに名を連ねた。

 舘は藤井監督と再び映画を撮りたいと熱望し、自ら企画から作品へ参加。企画内容は約3年にもわたって議論を交わし脚本について何度も打ち合わせを重ねた。さらに舘が本作で演じたいと監督に直談判したのが、己の信念を貫きながらも、“誰かのために”生きる懸命な男の生き様を見事に体現する三浦役。自らの人生を捧げる愚直な男という、故・渡哲也の面影を宿すような男の姿だ。舘自身も、「大スクリーンでこそ味わうべき、一見の価値がある映画です。きっと映画史に残る感動作だと自負しております」とコメントを寄せている。

 公開された場面写真では、青年となった幸太(眞栄田郷敦)へ綴った三浦(舘ひろし)の手紙を読みながら、微笑む恋人のあや(黒島結菜)が写し出され、あたたかな瞬間が切りとられている。一方、“元ヤクザ”である三浦に強い恨みを持つ河村組の組長・石崎(椎名桔平)や、何者かに銃を突きつける八代(斎藤工)の姿を捉えたカットからは、緊迫した空気が漂う。さらに河村組から離れたはずの三浦が、組員・大塚(ピエール瀧)と密会する姿や、警察官になった幸太が先輩・大黒(一ノ瀬ワタル)らとともに何らかの事件を追う姿も。そして、幼き頃の幸太が生活を共にしていた叔母・美和子(MEGUMI)や、マル暴として三浦に対峙している刑事・田辺(市村正親)や元・河村組の組長・河村(宇崎竜童)、何かと三浦と幸太を気にかける荒川(笹野高史)らの姿も捉えられている。

■公開情報
『港のひかり』
11月14日(金)全国公開
出演:舘ひろし、眞栄田郷敦、尾上眞秀、黒島結菜、斎藤工、ピエール瀧、一ノ瀬ワタル、MEGUMI、赤堀雅秋、市村正親、宇崎竜童、笹野高史、椎名桔平ほか
監督・脚本:藤井道人
企画:河村光庸
撮影:木村大作
美術:原田満生
音楽:岩代太郎
配給:東映、スターサンズ
©2025「港のひかり」製作委員会

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