『こんばんは、朝山家です。』に宇野祥平、竹財輝之助、工藤遥ら出演 劇中映画の関係者に
7月6日よりABCテレビ・テレビ朝日系で放送がスタートする中村アンと小澤征悦のW主演ドラマ『こんばんは、朝山家です。』の追加キャストとして、宇野祥平、土佐和成、佐野弘樹、竹財輝之助、河井青葉、丸山智己、坂田聡、木村知貴、工藤遥の出演が発表された。
本作は、映画『百円の恋』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞し、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』を手がけた足立紳が、自身の連載日記『後ろ向きで進む』をベースに執筆したホームドラマ。共演には、さとうほなみ、小島健(Aぇ! group)、影山優佳、松尾諭、渡邉心結、嶋田鉄太が名を連ねている。
朝山家は、脚本家として売れている夫の賢太(小澤征悦)、夫が所属する事務所で社長を務める妻の朝子(中村アン)、高校1年の長女・蝶子(渡邉心結)と小学6年の息子・晴太(嶋田鉄太)の4人家族。その日、賢太は、執筆した朝の国民的ドラマ『ムキムキ』初回放送の朝を、家族と一緒に見ようとそわそわしながら迎える。しかし、居間には賢太以外、誰の姿もない。発達障がいの特性から朝が弱い晴太はぐずって起きてこず、朝子はそんな晴太の世話と家事、そして仕事に出かける準備で大忙し。反抗期的不機嫌さがデフォルトの蝶子に至っては、そもそも興味の対象外だ。一世一代の日をさみしく迎える賢太。だが、それは朝子から見れば、夫が日がな一日エゴサーチに明け暮れる、悪夢のような一日の幕開けだった。子どもの面倒も見ず、自分の承認欲求を満たすためエゴサーチに没頭する賢太と、そんな賢太を長年夢見る映画監督としてデビューさせるため、家庭と仕事を切り盛りしながら営業に勤しむ朝子。どこまでも自己中心の夫と、そんな夫にキレまくりながらも自分以外のことを優先する妻の、愛しくも奇妙な家族の物語が始まる。
新たに出演が発表されたのは、劇中で登場する朝子が企画を通し、賢太が初監督を務める、夫婦共同制作映画『夜山家の人々』に関わる人々。
宇野が演じるのは、映画プロデューサーの梶本清。公私ともに朝子の良き理解者である則元桐子(さとうほなみ)の上司で、朝子たちとの折衝事に常に同席する梶本は、『夜山家の人々』の映画化に消極的な立場。ヒット確実な作品を求め、なかなか首を縦に振らない梶本と是が非でも映画化にこぎ着けたい朝子たちは攻防を繰り広げていく。
土佐が演じる成瀬晃一と、佐野が演じる畠山想は、朝子が社長を務め、賢太も所属する事務所が抱える俳優。もう一人の所属俳優、中野智明(松尾諭)とあわせて“売れない役者3人衆”と呼ばれているが、賢太とのコネを活かして『夜山家の人々』に出演する者は現れるのか。
竹財が演じる深山新之助は、朝子と桐子が一推しの売れっ子俳優。出演が叶えば一気に映画制作の話が進む程の存在だが、賢太はかえって尻込みしてしまう。
河井が演じる大日向香は、最近フリーになったばかりの女優。はっきりした性格で発言もストレートなところは、朝子によく似ている。そして、丸山が演じる吉浦亮は、このところ露出が減少し落ち目感が漂う俳優。香とは真逆の卑屈なウジウジタイプで、残念な賢太をベースにした役柄にぴったりだと朝子は考えている。
坂田が演じる武藤哲は、職人気質なベテランのカメラマン。自分の感覚に合わなければ監督の賢太にも構わず文句を言うため、賢太からはすぐさま苦手意識を持たれてしまう。そんな賢太と武藤を繋ぐ橋渡し的な役割を担うのが、木村演じる助監督の小田原誠。武藤とは違って温厚な性格で、現場の段取りもテキパキとこなす頼りになる存在だ。
そして、工藤が演じるのは、『夜山家の人々』が初めての現場参加となる新人記録係の小向佐知。はつらつとした性格で気働きがあり、裏方仕事にも積極的に取り組んでいく。
あわせて、第1話の場面写真も公開された。
コメント
宇野祥平(梶本清役)
足立紳さんの作品に再び参加することができて大変嬉しく思います。
朝山家を通して、自分自身の家族のことを思い出してしまう素晴らしい脚本です。
監督はじめスタッフの皆さん、中村さん、小澤さん、さとうさん、共演者の皆さんにヒントをもらいながら撮影に臨んでいます。ぜひ観ていただけたら幸いです。
土佐和成(成瀬晃一役)
こんばんは、成瀬晃一役の土佐和成です。
昔からホームドラマが好きです。なぜ好きなのか自分でもよくわからないんですが、とにかく好きです。
今回、そんな僕が少しだけ視聴者のみなさまより近い場所で、朝山家のドラマを観させていただけることになりました。最高です! 日曜日の夜に一緒に朝山家を観ましょう。
佐野弘樹(畠山想役)
家族って奇跡なんだなと、脚本を読んで改めて思いました。1 番近くにいる人にこそ優しく接したいのに、小っ恥ずかしさと甘えから素っ気なくしてしまったり、大切に思っているが故に強く当たってしまったりと、読んでいて思い当たる節がありすぎて、目を細めながら読み進めていました。僕自身、放送が楽しみなこのドラマが、より一層素敵な作品になるよう頑張ります。そして、できれば放送までに一度くらいは実家に顔を出せたらと思います。
竹財輝之助(深山新之助役)
深山新之助というスター俳優を演じさせていただきました。少しチャラく見えるかもしれませんが芯には熱いものを持っている人物です。
足立監督の段取りを見た後に追加される台詞が秀逸で感銘を受けました。
生命力溢れる、ワチャワチャした朝山家をお楽しみください。
河井青葉(大日向香役)
こんにちは。大日向香役で参加しております河井青葉です。
しっかりと意見を言う女優役ということなんですが、これ一体誰がモデルなんだろう?なんて考えながら楽しんでいます。私自身は意見を言うことが下手くそなので、今回大日向の言葉を借りてたくさん喋りまくることができるのがこの役の醍醐味だと思っています。登場人物みんなよく喋るので、エネルギー蓄えて頑張りたいと思います。
是非お茶の間でお楽しみください!
丸山智己(吉浦亮役)
この作品のもとになった足立監督のコラムやそれを元にした映画やドラマが好きで見ていたファンとしてめちゃくちゃ嬉しいです。
今回、朝山賢太役を演じる小澤さんが劇中で撮る映画に、本人役として出る役者を演じます。
いろいろこじらせている役者というややこしい役どころですが、そんなややこしさをニヤニヤしながら楽しんでいただけたら幸いです。
坂田聡(武藤哲役)
私は今回、昭和気質で、怒鳴るタイプの怖い撮影カメラマンの役をいただきました。
昔は撮影現場でよく見かけました。よく怒鳴られたもんです。
もうこの業界 30 年以上いますから、今までに会った怒鳴り散らかす怖いスタッフさんを思い出し、参考にさせていただきながら少し濃いめの味付けで演じてみようかと思っていま
す。よろしくお願いします。
木村知貴(小田原誠役)
脚本を読み進める中で、普段ひとに見せたくないような感情を、隠さずユーモアも交えて描く本作に、時に笑い時に泣き、同調したり反駁したり、愛くるしい登場人物たちに惹かれ物語にどんどんのめり込んでいきました。ご視聴される方々にもそんな風に思って頂けるよう、共演者の皆さんと一緒にドラマを作っていけると幸いです。
工藤遥(小向佐知役)
芸達者な皆さまに囲まれ、私も何か...! と必死に食らいつく撮影中は、状況や境遇が役柄と似ていて不思議と心強くなります。足立監督のご家族愛に溢れる台本を読みながら、ふと自分の家族の顔を浮かべ、じんわり温かくなりました。普段なら恥ずかしくて嫌ですが、この作品は家族と見るのもいいかな、って思い始めているところです。
■放送情報
『こんばんは、朝山家です。』
ABCテレビ・テレビ朝日系にて、7月6日(日)スタート 毎週日曜22:15〜放送
TVerにて、放送終了後見逃し配信
U-NEXT、Prime Videoにて全話配信
出演:中村アン、小澤征悦、さとうほなみ、小島健(Aぇ! group)影山優佳、渡邉心結、嶋田鉄太、土佐和成、佐野弘樹、竹財輝之助、河井青葉、丸山智己、宇野祥平、松尾諭
脚本:足立紳
原案:足立紳・足立晃子『ポジティブに疲れたら俺たちを見ろ~ままならない人生を後ろ向きで進む~』(辰巳出版)
演出:足立紳、小沼雄一、安村栄美
チーフプロデューサー:山崎宏太
プロデューサー:寺川真未、宮本日奈美、加藤伸崇(S・D・P)、坪ノ内俊也(R.I.S Enterprise)
協力プロデューサー:足立晃子
ビジュアル撮影:浅田政志
タイトルロゴ:寺内暁
制作協力:S・D・P
制作著作:ABCテレビ
© ABCテレビ
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