カン・テオが流し目連打で最強キャラ更新! 『ジャガイモ研究所』ベクホの“女狐”誘惑
Netflixで配信中の農業系ラブコメ『ジャガイモ研究所』は、ジャガイモ研究に情熱を注ぐ研究員とクールな現実主義の理事が、反目し合いながら惹かれていく物語。主演を務めるのは、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』のカン・テオと、『酒飲みな都会の女たち』のイ・ソンビンだ。本稿では、第7話、第8話を中心にご紹介したい。(以下、ネタバレを含みます)
カン・テオ演じるソ・ベクホが理事を務める会社ウォンハンは、イ・ソンビン演じる研究員キム・ミギョンが勤める食品会社をM&Aで吸収合併する。ジャガイモ研究所に所長として派遣されたベクホは、再生計画の一端で、ミギョンを解雇することに決める。ミギョンは、ベクホが自分をクビにする通達を本社へ送ったことを知り、ベクホの部屋に押し掛ける。ミギョンから自分への気持ちを聞かれたベクホは、「線を越えたい人だ」と、彼女に愛の告白をする。
ベクホに壁際に追い詰められ、見つめ合うミギョンは、心拍数が上がり思わずベクホの部屋から飛び出して家へ逃げかえる。しかし、すぐにベクホの部屋に戻ったミギョンは、ベクホから、彼が孤児となった過去のいきさつを聞かされる。ミギョンは、「自分をクビにする上司に惚れる女がどこにいる?……ここにいた」「何度も諦めようとしたけど、好きなままなの」と自分の気持ちを打ち明けた。
開始早々から、カン・テオがイ・ソンビンに迫る眼差しにドキドキさせられる。第7話、第8話では、カン・テオ演じるベクホが、イ・ソンビン演じるミギョンから、「女狐」と呼ばれるぐらいに、クールから極甘ターンに切り替わり、次々にグイグイと誘惑していく。怒った彼女の機嫌を取るために、ぬいぐるみのクマを、小・中・大と順番に持ってくるベクホの甘々の姿は、前半のクールな姿からは想像もできない。SNSでは「今まで見たカン・テオ史上、最強カッコよき」「このカン・テオがブッ刺さってる」とカン・テオに対してメロメロの声があがっている。
想いが通じ合ったふたりだが、社内にベクホとミギョンが付き合っている噂が広まってしまう。ベクホは、社員らの前でもふたりの仲を隠さず、堂々と関係を認める発言をする。ベクホとミギョンが付き合っていることを知った、ミギョンの元カレでウォンハン戦略企画室専務パク・ギセ(イ・ハクジュ)は、ミギョンとベクホの元にやって来る。
ギセの行動がなにやら不穏さを感じさせる。ギセは、元妻ヒジン(チョン・シネ)の姉で、自身の勤めるウォンハン社長のユン社長(ソン・ジユン)に、ミギョンの過去のことで電話をかけていた。そこにどうやらベクホがなにやら一枚噛んでいるようだ。ギセは、ミギョンと付き合っていた当時に、彼女と別れて社長の妹ヒジンと結婚した策略家だが、ミギョンに未練がある様子を見せている。一方で、離婚した元妻ヒジンにも執着を見せている。ヒジンもギセに未練があるようだ。ベクホが、ギセとヒジンを結婚させるために、ミギョンとの別れを画策するようにと、ユン社長から指示されたのだろうか。ミギョンとギセの関係にベクホが気付いたとき、彼が傷つかないことを願っている。