『クレイヴン・ザ・ハンター』日本版声優に山路和弘、入野自由、田村睦心ら 吹替版予告も

 12月13日に公開されるマーベル映画『クレイヴン・ザ・ハンター』の日本語吹替版声優として、山路和弘、入野自由、田村睦心、堀内賢雄、鈴木崚汰、上村祐翔の出演が新たに発表された。

 本作は、『スパイダーマン』シリーズや『ヴェノム』シリーズのソニー・ピクチャーズが放つバイオレンスアクション。クレイヴンは、原作のマーベル・コミックではスパイダーマンの宿敵として描かれ、素手で猛獣を倒せるほどの身体能力と五感を持つキャラクター。本作では、彼がいかにしてその力を得て、悪名高き最強のハンターとなったのか、“クレイヴン・ザ・ハンター”誕生の物語が描かれる。

 主人公・クレイヴンを演じるのは、『キック・アス』シリーズや『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』、『TENET テネット』、『ブレット・トレイン』などのアーロン・テイラー=ジョンソン。クレイヴンの父親役をラッセル・クロウ、ヒロインのカリプソ役をアリアナ・デボーズがそれぞれ演じる。『トリプル・フロンティア』『マージン・コール』のJ・C・チャンダーが監督を務めた。

 日本語吹替版では、史上最強のハンター、クレイヴンを津田健次郎が演じる。

 『ONE PIECE』セニョール・ピンク役/ギルド・テゾーロ役や『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』グリーン・ゴブリン役などで知られる山路が演じるのは、クレイヴンの父親であり裏社会で強大な力を持つ冷酷なニコライ。『機動戦士ガンダム00』シリーズの沙慈・クロスロード役や『ハイキュー!!』菅原孝支役などの入野は、クレイヴンの最愛の弟で病弱な身体を持つディミトリを演じる。

 さらに、クレイヴンを手助けする謎多き女性カリプソ役に、『映像研には手を出すな!』金森さやか役、『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』スパイダーウーマン/ジェシカ・ドリュー役などの田村、クレイヴンとの激闘を見せる宿敵ライノ役に、『ONE PIECE』錦えもん役や『ブレット・トレイン』主人公レディバグ役などの堀内が決定した。

 そして、クレイヴンの幼少期である少年セルゲイ役を、『勇気爆発バーンブレイバーン』イサミ・アオ役や『ウィッチウォッチ』乙木守仁役の鈴木、少年ディミトリ役を、『文豪ストレイドッグス』中島敦役、『ヴィンランド・サガ』トルフィン役などの上村が担当する。

 山路は「やはり、この男は凄い。このヴァイオレンス・マーベル作品のドラマ性をより一層深めている。仕事を離れて、もう一度、じっくり観たい」と、冷酷な“殺戮者”と呼ばれるニコライを演じ、これまでにさまざまな作品で吹き替えを担当してきたクロウの演技を絶賛。また、マーベルシリーズ初挑戦の入野は「『そんなのあり!?』『どうやって撮影したの!?』の連続です」と本作の過激なアクションシーンに驚きを見せた。

映画『クレイヴン・ザ・ハンター』日本語吹替版予告

 あわせて、津田や山路、入野ら声優陣の演技が収められた日本語吹替版予告も公開された。

コメント

山路和弘(クレイヴンの父・ニコライ役)

「男らしくしろ!」。ニコライが常に使うこの言葉。
残念ながら私には余り縁が無いので多少耳が痛いが、大抵映画の前半でこの言葉を多用する役は、最後は卑怯で男らしく無い事をするものだ。
その時のニコライ、ラッセル・クロウの上目遣い。
いつもの哀愁を帯びた目が、今回最高に狡い目をして役を愉しんでいる様に見えた。
やはり、この男は凄い。このヴァイオレンス・マーベル作品のドラマ性をより一層深めている。
仕事を離れて、もう一度、じっくり観たい。

入野自由(クレイヴンの弟・ディミトリ役)

ついにマーベルの世界に! しかもこの役で参加できることを、大変嬉しく思っています。
魅力は沢山あるのですが、、、まずはセルゲイとディミトリ。
この兄弟のドラマが熱い! もう一つは、この作品の核となるアクションシーン!
縦横無尽に駆け回り、闘い続けるクレイヴンから目が離せません!!
『そんなのあり!?』『どうやって撮影したの!?』の連続です。
過激で刺激的なこの映画。アドレナリンが止まらないこと間違いなしです!
是非、お楽しみください!!

田村睦心(カリプソ役)

野生動物を狩る人間を成敗していくクレイヴンを観てこんな力あったらな...なんて思いました。
己の正義と反する悪を倒していくクレイヴン、そんな彼を助ける役をいただけてすごく嬉しかったです。
彼女は謎が多いので、いつかその謎が明らかになるといいなと思います。
そして、アクションシーンがスピーディーで迫力もすごくて、重厚なストーリーと思いの外複雑な関係がとても興味深く、完成が待ち遠しいです!

堀内賢雄(ライノ役)

今回ライノ役の吹き替えで、参加させていただきました。
マーベル史上最も「バイオレンス」な前評判通り、テンションあげあげで最高の作品です。
自分を認めて貰いたく、人生に抗い自己を強化していくライノの深淵を自分なりに表現しました。
素晴らしい作品を皆様心おきなくお楽しみください。

鈴木崚汰(クレイヴンの幼少期・少年セルゲイ役)

ボイステスト合格と作品タイトルのご連絡をいただいたときは嬉しさが大きかったのですが、
台本を読み進めていくにつれ、少年時代のセルゲイはクレイヴンにとって前日譚となる重要なシーンだと知り、一気に身が引き締まりました。
僕なりに情熱を込めて演じさせていただきました。
ただ狩るだけでは終わらない、クレイヴンの残虐だけどカッコいい姿を是非劇場へ足を運んで目に焼き付けてください! よろしくお願いします!!

上村祐翔(少年ディミトリ役)

『スパイダーマン』や『ヴェノム』は大好きな作品なので、迫力ある演出が際立つ今作に携われて嬉しいです。
少年ディミトリは、か弱い雰囲気を纏った兄思いの性格の少年です。
少年セルゲイにとって人生を変えてしまう事件が起こりますが、そのタイミングにおける兄弟ならではの会話の空気感を大事に収録しました。
そこに注目していただけたらと思います。アクションもドラマも重厚で過激、見どころ満載の今作の公開をどうぞお楽しみに!

■公開情報
『クレイヴン・ザ・ハンター』
12月13日(金)日米同時公開
出演:アーロン・テイラー=ジョンソン、アリアナ・デボーズ、フレッド・ヘッキンジャー、アレッサンドロ・ニヴォラ、クリストファー・アボット、ラッセル・クロウ
日本語吹替版:津田健次郎(クレイヴン“セルゲイ・クラヴィノフ”役)、山路和弘(ニコライ役)、入野自由(ディミトリ役)、田村睦心(カリプソ役)、堀内賢雄(ライノ“アレクセイ”役)、鈴木崚汰(少年セルゲイ“クレイヴン”役)、上村祐翔(少年ディミトリ役)
監督:J・C・チャンダー
脚本:アート・マーカム&マット・ホロウェイ、リチャード・ウェンク
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
レーティング:R15+
MARVEL and all related character names: © & TM 2024 MARVEL
公式サイト:https://www.kraven-movie.jp/
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/KravenMovie_JP

関連記事