櫻井海音、田貫幹男役で『お嬢と番犬くん』出演 福本莉子×ジェシーの関係をかき乱す?

 2025年3月14日に公開される福本莉子とSixTONESのジェシーがW主演を務める映画『お嬢と番犬くん』の追加キャストとして、櫻井海音の出演が発表された。

 本作は、累計発行部数325万部(※2024年9月3日時点)を超える、はつはるの同名コミックスを実写映画化する青春ラブコメディ。極道一家の孫娘ヒロインと、番犬のように彼女を守る過保護な若頭の恋模様を描く。

 幼い頃に両親を亡くし、瀬名垣組組長である祖父に引き取られ育った瀬名垣一咲。「極道一家の孫」という立場から孤立し、友達ができなかったトラウマを持つ一咲は、高校入学を機に「今度こそヤクザの孫であることを隠して、普通の友達を作り恋をする!」と決意する。ところが、瀬名垣組の若頭で、一咲の世話役でもある宇藤啓弥が、なんと年齢を詐称して同じ高校に裏口入学。過保護すぎる啓弥は、一咲の「番犬」としてボディガードをすると宣言。一咲はそんな啓弥に慌てふためきつつも、憧れの高校生活を守ろうと、自分と啓弥の出自を隠して奔走する。一咲はフツーの青春を送ることができるのか。

 主人公の女子高生で瀬名垣組の孫娘・瀬名垣一咲役を福本、瀬名垣組の若頭・宇藤啓弥役をSixTONESのジェシーが担当。『ももいろそらを』『恋は光』の小林啓一が監督を務める。

 新たに出演が発表された櫻井が演じるのは、ジェシー演じる啓弥が所属する瀬名垣組の兄弟分にあたる田貫組組長の孫・田貫幹男。福本演じる一咲と同じ高校1年生で、一咲と啓弥と同じ高校に転入し、2人の関係をかき乱す人物だ。

 今回のキャスティングについて小池祐里佳プロデューサーからは「大人の色気に溢れる啓弥とはまた違う、人懐っこい笑顔の裏にヒリつくやんちゃさを求め、櫻井海音さんに是非にとお願いしました」と期待のコメントが寄せられており、櫻井は「原作の幹男のイメージを自然に再現できるようインプットして演じてきました」と役作りについて語った。また、「現場スタッフ、キャストで誠心誠意リスペクトを込めて撮影させていただきました。原作ファンの方にもそうではない方にも笑ってキュンキュン、ハラハラしていろんな感情が動かされる作品で楽しんでもらえると思います!」と本作への自信も覗かせた。

 あわせて公開された田貫幹男のキャラクタービジュアルでは、気だるげな表情で佇む幹男の姿が。その背景には、華やかで愛らしい見た目にもかかわらず、毒を持つことでも知られるアネモネの花があしらわれており、「いいヒマつぶし、見つけたかも。」と今後の波乱を想起させるセリフも確認できる。

コメント

櫻井海音(田貫幹男役)

原作の幹男のイメージを自然に再現できるようインプットして演じてきました。
幹男という役は、初めての感覚で、毎日の撮影現場はもちろんですが、なによりも幹男という役を演じられたことが楽しかったです!
現場スタッフ、キャストで誠心誠意リスペクトを込めて撮影に参加させていただきました。原作ファンの方にもそうではない方にも笑ってキュンキュン、ハラハラしていろんな感情が動かされる作品で楽しんでもらえると思います!
ぜひ劇場に遊びに来てください!

小池祐里佳(プロデューサー)

幹男は、単なる”恋のライバル”とは一線を画す存在。極道の孫であることをオープンにして享楽的に生きる彼は、何をしでかすかわからない異端児です。大人の色気に溢れる啓弥とはまた違う、人懐っこい笑顔の裏にヒリつくやんちゃさを求め、櫻井海音さんに是非にとお願いしました。ちょうど今、映画本編の編集をしているところですが、愛嬌と不穏が同居する幹男のモラトリアムな魅力が爆発しています。あなたは啓弥派、それとも幹男派…?ぜひ劇場で確かめてください!

■公開情報
『お嬢と番犬くん』
2025年3月14日(金)全国公開
出演:福本莉子、ジェシー(SixTONES)、櫻井海音
原作:はつはる『お嬢と番犬くん』(講談社『別冊フレンド』KC)
監督:小林啓一
脚本:政池洋佑
制作:TOHOスタジオ
配給:東宝
©2025「お嬢と番犬くん」製作委員会
公式サイト:https://ojou-movie.toho.co.jp
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