王女ヘラが運命の戦いへ　『ロード・オブ・ザ・リング／ローハンの戦い』日本版ポスター公開

　12月27日に公開される『ロード・オブ・ザ・リング／ローハンの戦い』の日本版ポスタービジュアルが公開された。

　J・R・R・トールキンの原作を基に、監督・共同脚本のピーター・ジャクソンによって生み出された『ロード・オブ・ザ・リング』3部作は、日本を含め全世界でも空前の大ヒットとなり、全世界での累計興行収入は約29億8000万ドルを超え、第3作『ロード・オブ・ザ・リング／王の帰還』ではアカデミー賞歴代最多11部門を受賞する快挙を達成した。

　本作は、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作、その前日譚『ホビット』3部作を手がけたニューライン・シネマが、ワーナー・ブラザース・アニメーションと組んだアニメーション映画。『指輪物語 追補編』の一部であるローハンの最強の王ヘルムについての記述を膨らませたオリジナルストーリーで、『ロード・オブ・ザ・リング』の183年前の世界を舞台に、3部作で映像化された“一つの指輪”をめぐる壮大な冒険へとつながる物語だ。

　監督を務めるのは、『東のエデン』『精霊の守り人』で知られる神山健治。さらに、製作総指揮は『ロード・オブ・ザ・リング』3部作、『ホビット』3部作全てを手がけたピーター・ジャクソン、同じく『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』シリーズの脚本を手がけたフィリッパ・ボウエンもプロデューサーとして名を連ねた。

　公開された日本版ポスタービジュアルには、ローハンの騎士たちを背後に従えて、剣と盾を構えながら勇ましく佇む主人公・ヘラの姿が。馬術と剣技に長けた凛々しい王女である彼女は、王国の平和を守るため、国の命運を左右する戦いに身を委ねることとなる。ヘラの父・ヘルム王は、シリーズでもおなじみの“ヘルム峡谷”の名称の由来となった人物であり、誇り高きローハンの民を統べる偉大な王。王国の脅威となるウルフはヘラと幼少期を共に過ごした幼なじみであったものの、ある理由により彼女及びローハンの民と敵対関係となってしまう。ポスタービジュアルにも、2人が背を向けあうように描かれ、背景には角笛城や大鷲が描かれている。

　また、本作のムビチケ前売券が10月11日より全国の上映劇場にて販売開始されることも決定した。

■公開情報
『ロード・オブ・ザ・リング／ローハンの戦い』
12月27日（金）全国公開
字幕版キャスト：ブライアン・コックス（ヘルム王）、ガイア・ワイズ（王女ヘラ）、ルーク・パスクァリーノ（ウルフ）、ミランダ・オットー（オルウィン）ほか
日本語吹替版キャスト：市村正親（ヘルム王）、小芝風花（王女ヘラ）、津田健次郎（ウルフ）、本田貴子（オルウィン）、村治学（ロット）、田谷隼（リーフ）
監督：神山健治
脚本：ジェフリー・アディス、ウィル・マシューズ、フィービー・ギッティンズ、アーティ・パパゲオルジョウ
製作：フィリッパ・ボウエン、ジェイソン・デマルコ、ジョセフ・チョウ
製作総指揮：フラン・ウォルシュ、ピーター・ジャクソン、サム・レジスター、キャロリン・ブラックウッド、トビー・エメリッヒ
配給：ワーナー・ブラザース映画
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