10月18日よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開される『ソウ』シリーズ最新作『ソウX』のポスタービジュアルと予告編が公開された。

　映画『ソウ』シリーズは、猟奇殺人鬼“ジグソウ”が命を粗末にする者に生死を賭けたゲームを行わせるサイコスリラー。ジェームズ・ワン監督が2004年に第1作を手がけ、謎の人物“ジグソウ”が仕掛ける戦慄のゲームや、予想がつかないストーリー展開が話題となった。

　『ソウ』と『ソウ2』の間を舞台に、“ジグソウ”の知られざるゲームが描かれる本作。監督を務めたのは、『ソウ』シリーズの編集者として1作目から参加し、『ソウ6』『ソウ ザ・ファイナル 3D』を手がけたケヴィン・グルタート。脚本はグルタートのほか、『ジグソウ ソウ・レガシー』のジョシュ・ストールバーグ、ピーター・ゴールドフィンガーが手がけた。製作総指揮には『ソウ』シリーズや『死霊館』シリーズ、『M3GAN ミーガン』、『ワイルド・スピード SKY MISSION』のワン、『ソウ』シリーズ、『インシディアス』シリーズのリー・ワネルが名を連ねた。

　“ジグソウ”ことジョン・クレイマー役をトビン・ベル、アマンダ役をショウニー・スミスが続投。シリーズ名物のトラップも健在で、本作ではシリーズの中で未解決の謎も明かされる。

　公開されたポスタービジュアルは、「ジグソウの復活を目撃せよ」というコピーとともに、本作のタイトルを表すかのように“X”を模したチューブを目につながれて絶叫する男が捉えられている。

　あわせて公開された予告編は、末期がんを患ったジグソウことジョン・クレイマー（トビン・ベル）が医師から余命わずかと宣告されるシーンから始まる。間近に迫る死に絶望するクレイマーだったが、患者セラピーで出会った男から治せる医者がいると非認可の医療施設の紹介を受ける。完治したという男の言葉を信じ、メキシコに飛んだクレイマーはそこで主治医の女性らに出迎えられて実験的治療を受けることに。「新しい人生の始まりよ」と医師から希望を抱かせる言葉を囁かれ、無事に手術も成功したかに思えたが再検査の結果には一切の改善が見られず「あなたはダマされたんです」と非情な通告を受けるクレイマー。慌てて施設を再訪するがそこはすでにもぬけの殻になっていた。

　まさかの事態に始めこそ動揺を見せたクレイマーだったが、ジグソウの顔が再び目を覚まし“命の尊さを学ぶ”新たなゲームの開催を決意。主犯格の男女4人を拉致したジグソウは、彼らを恐怖の殺人マシーンに拘束し、お馴染みの「ゲームを始めよう」のセリフとともに次々と究極の選択を迫っていく。「君たちは約束した。死にかけてる者に！」と声を荒げるジグソウ、そして眼球を吸い出すかのように目につながれたチューブ、首元に迫る電動糸ノコギリ、熱線を内側に仕込んだデスマスクなど、シリーズの醍醐味ともいえる狂気の殺人マシーンに泣き叫ぶ参加者たち。そこにはジグソウの後継者候補の一人としてシリーズに登場したアマンダ（ショウニー・スミス）や彼女が扮する不気味な豚のマスク姿のピッグ、甲高い笑い声が恐怖を誘うビリー人形などお馴染みの姿も映し出されている。

　なお、本作のムビチケカードは8月30日より発売。購入者特典として、シリーズの顔であるビリー人形の狂気じみた表情とお馴染みの「I WANT TO PLAY A GAME（ゲームを始めよう）」のセリフが入った「ビリーX キーホルダー」がプレゼントされる。

■公開情報
『ソウX』
10月18日（金）TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
出演：トビン・ベル、ショウニー・スミス、スティーヴン・ブランド、シヌーヴ・マコディ・ルンド、マイケル・ビーチ、レナータ・ヴァカ、オクタビオ・イノホサ
監督・脚本：ケヴィン・グルタート
脚本：ジョシュ・ストールバーグ、ピーター・ゴールドフィンガー
製作総指揮：ジェームズ・ワン、リー・ワネル
配給：リージェンツ
2024年／アメリカ／英語 5.1ch／118分／原題：Saw X／字幕翻訳：野村順子
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公式サイト：https://saw-x.jp/