花嫁が別人に!? アーミル・カーン製作『花嫁はどこへ?』本予告&場面写真公開

 10月4日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほかにて公開されるインド映画『花嫁はどこへ?』の本予告と場面写真が公開された。

 第48回トロント国際映画祭に正式出品された本作は、『きっと、うまくいく』などの主演で知られるアーミル・カーンがプロデューサーを務め、自身が審査員を務めるコンテストで本作の原案となる脚本を発掘。監督デビュー作『ムンバイ・ダイアリーズ』がトロント国際映画祭プレミア上映されたキラン・ラオに監督を託した。

 「プロデューサーのアーミル・カーンが見つけた脚本の映画化を自分に託してくれたことが嬉しかった」と語るラオ監督は、本作の中で「多様な女性像と彼女たちそれぞれの経験を描くことに注力した」と振り返る。そして、「私たちは、女性が野心的であろうとなかろうと、自分の人生をどう生きたいかを選択する自由を持つことが大切だというメッセージを伝えたかったのです」とコメントした。

映画『花嫁はどこへ?』本予告

 公開された本予告は、インド大安吉日、結婚式を終え笑顔でいっぱいの花婿ディーパクが、愛する花嫁を村に連れて帰ってきた場面から始まる。しかし赤いベールをとった花嫁はなんと別人。腰を抜かし動揺するディーパクに「前代未聞だ!」と村は大騒ぎ。その頃、ディーパクに置いて行かれた花嫁プールは、帰りたいのに家が分からず、降りた駅のホームをさまようばかり。一方、ディーパクに連れてこられた花嫁ジャヤは、なぜか帰ろうとせず、警察の捜査にもベールで顔を隠しワケありの様子で、「怪しい女だ」と警官も疑い始める。「僕の花嫁はどこにいるんだ!」と翻弄されるディーパクだったが、この運命のいたずらが新しい出会いを導き、プールは助けてくれた屋台の女主人の勧めで店を手伝い、ジャヤはある本音を語り始める。

 あわせて公開された場面写真では、色鮮やかなサリーや繊細な装飾が優美なジュエリーをまとった結婚式でのディーパクとプールの様子や、事の発端となった満員電車、そして屋台メシなどインドの風景が写し出されている。

■公開情報
『花嫁はどこへ?』
10月4日(金)より、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほかにて公開
出演:ニターンシー・ゴーエル、プラティバー・ランター
監督・プロデューサー:キラン・ラオ
プロデューサー:アーミル・カーン、ジョーティー・デーシュパーンデー
配給:松竹
応援:インド大使館
2024年/インド/ヒンディー語/124分/スコープ/カラー/5.1ch/原題:Laapataa Ladies/日本語字幕:福永詩乃
©Aamir Khan Films LLP 2024
公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/lostladies/

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