『エイリアン:ロムルス』日本版声優に戸松遥、内田雄馬、内田真礼ら 吹替版予告も公開
9月6日に全国公開される映画『エイリアン:ロムルス』の日本版声優として、戸松遥、内田雄馬、石川界人、内田真礼、畠中祐、ファールズあいの出演が決定し、あわせて日本語吹替版予告が公開された。
本作は、1979年に公開されたリドリー・スコット監督作『エイリアン』の“その後の物語”。広大な宇宙の密室で“エイリアン”の恐怖に遭遇することとなる若者たちの姿が描かれる。
スコット自身が製作を務める本作の監督に抜擢されたのは、『ドント・ブリーズ』のフェデ・アルバレス。登場人物の1人であるレインを、『パシフィック・リム:アップライジング』『プリシラ』のケイリー・スピーニーが演じた。そのほか、『ライ・レーン』のデヴィッド・ジョンソン、『暗黒と神秘の骨』のアーチー・ルノー、『マダム・ウェブ』のイザベラ・メルセドらがキャストに名を連ねた。
物語の舞台となるのは、地球から遠く離れた宇宙。人生の行き場を失った6人の若者たちが、生きる希望を求めて足を踏み入れた宇宙ステーション“ロムルス”。だが、そこで彼らを待っていたのは、恐怖と言う名の絶望。寄生した人間の胸を突き破り、異常な速さで進化する“エイリアン”だった。しかも、その血液はすべての物質を溶かすほどの酸性のため、攻撃は不可能。宇宙最強にして最恐の生命体“エイリアン”から、彼らは逃げ切れるのか。
『ソードアート・オンライン』結城明日奈役などの戸松が演じるのは、光のない採掘コロニーでの暮らしを離れ、人生の生きる希望を抱く本作の主人公レイン。レインのことをいつも心に留めている弟・アンディを『呪術廻戦』伏黒恵役などの内田、レインのかつての恋人で、今回のミッションのリーダー的存在のタイラーを『僕のヒーローアカデミア』飯田天哉役などで知られる石川、タイラーの妹ケイを『アストロノオト』豪徳寺ミラ役などの内田がそれぞれ演じる。また、レインやタイラーと同じく、採掘コロニーで働いていたタイラーのいとこのビヨンを『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』ルイージ役の畠中、ビヨンを兄のように慕い、宇宙船の操縦を担当するなどテクノロジーに精通してるナヴァロ役を『チェンソーマン』パワー役のファイルーズあいが担当する。
『エイリアン』シリーズの大ファンだという戸松は「まさか自分自身が吹替キャストとして関われる日が来るなんて夢のようで…本当に嬉しかったです!」と、興奮を隠しきれない様子。「魂を削りながら全力でお芝居に挑ませていただいたので日本語吹替版も是非観ていただけたら嬉しいです!」と本作への意気込みを語った。
一方、怖いものが苦手だという内田は「参加させていただける日が来るとは夢にも思っておりませんでした」とコメント。本作については、「思わず息を呑んでしまうような展開に、どんどん引き込まれていきます。この空気感を日本語吹替えでもお楽しみいただけるように収録にのぞみました」と自信を覗かせた。
タイラー役を務める石川は、「子供の頃に見て、恐怖で夜も眠れなくなったことを昨日のことのように思い出します」と『エイリアン』シリーズとの出会いを振り返り、「あの頃の恐怖の記憶を呼び起こしつつ収録に臨みました。未知の生物に襲われる絶望感と、死角からにじり寄る焦燥感を、全力で演じ切りますのでどうぞよろしくお願いします!」と熱いコメントを寄せた。
ケイ役を演じる内田真礼は、「映像の中で出会ったエイリアンは、目が離せない気持ち悪さと恐怖を感じます!」と収録に挑んだ際の心境を吐露。「ケイの心と寄り添い、同じ思いでエイリアンと対峙して行きたいと思います!」と意気込んだ。
本作の収録前に『エイリアン』を見直したという畠中は、「いやぁ、怖い怖い。なんだか生々しくて、その湿度が本当にゾッとします。今作は、まさにそんな一作目のような、生々しさのあるフォルムになってて、チェックしながら何度もゾッとしました」と本作の魅力を語り、「映像技術が発達した今に、このゴロッとした質感のあるエイリアン。たまりません。ぜひ劇場でご覧ください!」とアピールした。
ナヴァロ役のファイルーズは、「メインビジュアルからも伝わってくる禍々しさ、退廃的だけれどもどこか独特の美学を感じる世界観に一気に引き込まれました」とその第一印象を語り、「希望で満ち溢れていたはずの人間の子供たち、そしてそうでない者達…それぞれの想いが交錯し、物語は思いもよらない方向へと転じてゆきます。ぜひ、その目で見届けてください!」と公開を待つ観客にメッセージを送った。
あわせて公開された日本語吹替予告では、戸松ら日本版声優陣の演技が収められている。
コメント
戸松遥(レイン役)
『エイリアン』シリーズは昔から全シリーズ観るくらい大好きだったので、まさか自分自身が吹替キャストとして関われる日が来るなんて夢のようで…本当に嬉しかったです!
魂を削りながら全力でお芝居に挑ませていただいたので吹替版も是非観ていただけたら嬉しいです!
内田雄馬(アンディ役)
『エイリアン』といえば誰もが知ってるホラーの代名詞。
怖いものにめっぽう弱い自分が、そんな作品に参加させていただける日が来るとは夢にも思っておりませんでした。
思わず息を呑んでしまうような展開に、どんどん引き込まれていきます。
この空気感を吹き替えでもお楽しみいただけるように収録にのぞみました。
ぜひ、劇場でお楽しみください!
石川界人(タイラー)
あの『エイリアン』シリーズにキャストとして参加できて光栄です。
子供の頃に見て、恐怖で夜も眠れなくなったことを昨日のことのように思い出します。
あの頃の恐怖の記憶を呼び起こしつつ収録に臨みました。
未知の生物に襲われる絶望感と、死角からにじり寄る焦燥感を、全力で演じ切りますのでどうぞよろしくお願いします!
内田真礼(ケイ)
『エイリアン:ロムルス』、ケイの吹替を担当することになりました、内田真礼です。
映像の中で出会ったエイリアンは、目が離せない気持ち悪さと恐怖を感じます!
このあとどうなってしまうのか知りたい気持ちで一気に駆け抜けるように作品にのめり込んでしまいました。ケイの心と寄り添い、同じ思いでエイリアンと対峙して行きたいと思います!
作品公開をお楽しみに!
畠中祐(ビヨン役)
本作に挑むにあたって、もう一度、 一作目『エイリアン』を見返してみたのですが、いやぁ、怖い怖い。なんだか生々しくて、その湿度が本当にゾッとします。
今作は、まさにそんな一作目のような、生々しさのあるフォルムになっていて、チェックしながら何度もゾッとしました。映像技術が発達した今に、このゴロッとした質感のあるエイリアン。たまりません。ぜひ劇場でご覧ください!よろしくお願いします!
ファイルーズあい(ナヴァロ役)
メインビジュアルからも伝わってくる禍々しさ、退廃的だけれどもどこか独特の美学を感じる世界観に一気に引き込まれました。
希望で満ち溢れていたはずの人間の子供たち、そしてそうでない者達…それぞれの想いが交錯し、物語は思いもよらない方向へと転じてゆきます。ぜひ、その目で見届けてください!
■公開情報
『エイリアン:ロムルス』
9月6日(金)劇場公開
監督:フェデ・アルバレス
製作:リドリー・スコット
出演:ケイリー・スピーニー、デヴィッド・ジョンソン、アーチー・ルノー、イザベラ・メルセード
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
原題:Alien: Romulus/全米公開:2024年8月16日
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