オプティマスとメガトロンの知られざる友情関係 『トランスフォーマー/ONE』本予告公開

 9月20日に日米同時される映画『トランスフォーマー/ONE』の本予告が公開された。

 本作は、『トイ・ストーリー4』のジョシュ・クーリーが監督を務める『トランスフォーマー』シリーズ最新作。ヒーローとヴィランの友情秘話や、トランスフォーム能力の起源、そして次第にしのび寄る戦乱の影と、トランスフォーマー史上最大の決戦と言われるサイバトロン星の戦いが描かれる。

 若かりしオプティマスプライムの声を担当するのは、『マイティ・ソー』シリーズや『アベンジャーズ』シリーズでソー役を務め、『マッドマックス:フュリオサ』にも出演したクリス・ヘムズワース。メガトロンの声を『ゴジラ×コング 新たなる帝国』のブライアン・タイリー・ヘンリー、エリータ-1の声を、『アベンジャーズ』シリーズや『ブラック・ウィドウ』のスカーレット・ヨハンソンが担当する。そのほか、キーガン・マイケル・キー、ジョン・ハム、ローレンス・フィッシュバーンがキャストに名を連ねている。

 また、日本語吹替版キャストには、オプティマス(オライオンパックス)役に『呪術廻戦』五条悟役、『ハイキュー!!』黒尾鉄朗役などの中村悠一、メガトロン(D-16)役に『呪術廻戦』東堂葵役や『THE FIRST SLUM DUNK』桜木花道役などの木村昴、バンブルビー(B-127)役にシリーズでもお馴染みになった木村良平が名を連ねる。そして、約40年に渡りオプティマス役の声を務め、『トランスフォーマー』シリーズを牽引し続けてきた玄田哲章が、本作ではトランスフォーム能力を解き放つアルファトライオンを演じる。

映画『トランスフォーマー/ONE』本予告

 公開された本予告は、冒頭「数千年の間、戦い続ける最悪の宿敵は、かつて最良の親友だった。」というオプティマスプライムの印象的なセリフで始まる。労働ロボットとしてサイバトロン星の地下都市で働く若い2人組ロボットは、正義のオートボットをまとめる最強のヒーロー“オプティマスプライム”になる前のオライオンパックスと、破壊の限りを尽くす最悪の宿敵“メガトロン”になる前の“D-16”。2人は、気の合った掛け合いと、友情のグータッチを交わし、共に働いている。「トランスフォームもできないくせに」と上官からバカにされる2人は、トランスフォーマーに必要な変形能力をまだ持っていない。不完全な2人が、お互いをかばい合い、「守ってくれてありがとう」と御礼を言うオプティマスに、メガトロンが「親友だろ」とすかさず返す“友情”も垣間見える。

 ある日、謎のSOSメッセージを受けた2人は、バンブルビー(B-127)、エリータ-1の力を借り、SOSの座標へと向かう。4人は、謎めいたアルファトライオンの力により、トランスフォーム(変形)能力を手に入れるのだった。新たに手に入れた力を使い、迫りくる危機に立ち向かおうとするオプティマスとメガトロンだったが、2人の正義感には少しずつ隔たりが生まれつつあった。トランスフォーマーの母星サイバトロン星の運命を左右する大規模な戦闘が始まる中、「2人なら、良い世界を作れたのに」と訴えるオプティマスに対して「見解の違いだな」と返すメガトロン。互いの背中を守り合うような親友に、いったい何が起ころうとしているのか。固い友情で結ばれた親友同士の関係性が、新しい力に目覚めたことで微妙に変化していく。

■公開情報
『トランスフォーマー/ONE』
9月20日(金)全国公開 
監督:ジョシュ・クーリー
キャスト(声):クリス・ヘムズワース、ブライアン・タイリー・ヘンリー、スカーレット・ヨハンソン、キーガン・マイケル・キー、ジョン・ハム、ローレンス・フィッシュバーン
日本語吹替版キャスト(声):中村悠一、木村昴、木村良平、玄田哲章
配給:東和ピクチャーズ
©2024 PARAMOUNT ANIMATION. A DIVISION OF PARAMOUNT PICTURES HASBRO. TRANSFORMERS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO. C2024 HASBRO

関連記事