渋川清彦が飛騨へ300キロの旅に 豊田利晃監督短編映画『すぐにゆく。』本予告公開

 渋川清彦が主演を務める豊田利晃監督の短編章・狼蘇山シリーズ第6弾『すぐにゆく。』の本予告が公開された。

 本作は、豊田監督が狼蘇り信仰を軸に、作品を作り続ける短編章・狼蘇山シリーズ最新作。2019年『狼煙が呼ぶ』、2020年『破壊の日』、2021年『全員切腹』、2022年『生きている。』、2023年『ここにいる。』を生み出し、6年目となる2024年の作品が『すぐにゆく。』となる。長編新作映画『次元を超える』を製作中の豊田監督が、編集の合間を縫って、 飛驒の山奥の秘境で撮影に挑んだ。

 主演を務めたのは、豊田組の常連かつ豊田監督の盟友である渋川。音楽は、飛騨高山のアンビエントの鬼才・飛騨音響派、エンディング曲「狼人間」を謎の音楽集団・狼蘇らせ隊♡が担当した。

 鉄平(渋川清彦)は修行者である。鉄平は五体投地をしながら、瞑想を続けながら、山を越え、川を渡り、どこかへ向かっていく。その行き先は飛騨高山の水無神社。境内の狛狼が鉄平を待つ。そして……。

豊田利晃監督最新作『すぐにゆく。』本予告映像

 公開された本予告は、飛騨に鎮座する巨大な立ち達磨像からはじまる。その足元に立つ鉄平は、「飛騨へ300キロの 五体投地ロードムービー」という言葉とともに地に伏せと進む。

 あわせて、7月24日に渋谷WWW Xで開催される、本作のプレミア上映イベント会場にて販売開始となる大神狛犬をあしらった『すぐにゆく。』Tシャツのデザインも公開された。

豊田利晃監督 直前コメント

空中浮遊を見たくはないかい?

■イベント情報
映画『すぐにゆく。』ワールドプレミア公開イベント 令和六年<狼蘇山例祭>
日時:7月24日(水) 18:30開場/19:30開演
会場:WWW X(渋谷区宇田川町13-17 B1F シネマライズビル2F)
『すぐにゆく。』上映+舞台挨拶(渋川清彦、豊田利晃)、飛騨音響派(LIVE)、切腹ピストルズ(LIVE)、狼蘇らせ隊♡(LIVE)、鼓童(中込健太、住吉佑太)(飛び入り)
料金:7240円+1ドリンク代別
チケット:6月29日(土)10:00より豊田組ショップ内にて販売
公式サイト:https://www-shibuya.jp/

■作品情報
『すぐにゆく。』 
監督・脚本:豊田利晃
出演:渋川清彦、飯田団紅、山田太一、村門祐太
音楽:飛騨音響派
エンディングテーマ:狼蘇らせ隊♡「狼人間」
製作:豊田組
ビスタサイズ/2024年
©豊田組

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