『虎に翼』第16週「女やもめに花が咲く?」を振り返る 新潟で出会う個性豊かな新キャラも

 NHK連続テレビ小説『虎に翼』(土曜日は1週間の振り返り)。第76話から第80話までの第16週「女やもめに花が咲く?」を振り返る。

 第76話では、寅子(伊藤沙莉)は新天地の新潟へ。2人しかいない弁護士の杉田太郎(高橋克実)・次郎(田口浩正)兄弟をはじめとした曲者たちと出会う。歓迎はされるがどこか不穏な空気。そんな状況の中で、新潟本庁刑事部に配属されていた星航一(岡田将生)と再会する。

 第77話では、手紙に「仕事も家事も完璧にこなす」と書いた寅子に、花江(森田望智)は「何もわかっていない」と返答。そこには「寅子にしかできないことを」と書かれていた。一方、三条支部では判事としての仕事が山積み。山の境界線をめぐる民事調停を担当することになった寅子は、申立人の森口(俵木藤汰)、弁護士の杉田、書記官の高瀬(望月歩)らとで現地へ出向くことに。

 第78話では、山の境界線をめぐる現地調停で書記官の高瀬と申立人の森口との間にトラブルが発生し、寅子も巻き込まれてしまう。しかし高瀬は森口との言い合いの内容を決して明かさない。家に帰った寅子は、優未(竹澤咲子)がテストの点数をごまかそうとしている場面に出くわす。テストになると緊張してしまうと話す優未。寅子は亡き夫・優三(仲野太賀)のことを思い出す。

 第79話では、父親の話が聞きたいと言う優未に、寅子は優三の話をすることができない。寅子は航一の言葉から優三の死を受け止めきれていなかったことに気付く。一方、どうしても人と関わることを諦められない寅子は、帰り道に出会った高瀬に声をかる。

 第80話では、森口との間を自分が取り持つことで穏便に済ませようという杉田弁護士からの提案を断り、寅子は高瀬を書記官としてきちんと処分すると告げる。高瀬と向き合えたことをきっかけに、寅子は娘・優未に亡き夫・優三の話をする。

朝ドラ『虎に翼』登場人物紹介&あらすじ

2024年度前期、NHK東京が製作を務める『虎に翼』は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった一人の女性を描いたリーガルドラマ。…

■放送情報
NHK連続テレビ小説『虎に翼』
総合:毎週月曜~金曜8:00~8:15、(再放送)毎週月曜~金曜12:45~13:00
BSプレミアム:毎週月曜~金曜7:30~7:45、(再放送)毎週土曜8:15~9:30
BS4K:毎週月曜~金曜7:30~7:45、(再放送)毎週土曜10:15~11:30
出演:伊藤沙莉、岡田将生、森田望智、田口浩正、遠山俊也、望月歩、堺小春、三山凌輝、竹澤咲子、高橋克実
作:吉田恵里香
語り:尾野真千子
音楽:森優太
主題歌:米津玄師「さよーならまたいつか!」
法律考証:村上一博
制作統括:尾崎裕和
プロデューサー:石澤かおる
取材:清永聡
演出:梛川善郎、安藤大佑、橋本万葉ほか

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