木村拓哉&天海祐希、稲垣吾郎&内田有紀 春ドラマの“一筋縄ではいかない”夫婦たち

 そして、『燕は戻ってこない』(NHK総合)で、緊迫感あふれる夫婦に扮しているのは、稲垣吾郎と内田有紀。自らの遺伝子を継ぐ子を望む夫・草桶基(稲垣吾郎)は代理出産を計画するが、事は思わぬ方向に進み、愛する妻・悠子(内田有紀)を失う危機に直面する。

 稲垣と内田は、実年齢もデビュー時期も近い。歌手活動をし、アイドル的な存在から実力派の俳優になっていった経緯も似ており、出演作も多いことから、共演したことがあるかと思いきや、意外にも芝居では今回が初共演だという。だが、バラエティ番組などで顔を合わすことがあった2人は、本作の記者会見の際にも、「稲垣くん」「有紀ちゃん」と呼び合うなど、相性の良さを見せていた(※)。

『燕は戻ってこない』稲垣吾郎が穏やかに選択を強いる “選ばされてしまった”リキと悠子

「女は簡単に自由を奪われる」  元バレエダンサーの草桶基(稲垣吾郎)とその妻・悠子(内田有紀)の子を産む「代理母」の依頼を受け…

 稲垣演じる基は、妻の悠子を愛しているが、世界的バレエダンサーである自分の遺伝子に絶対的な自信を持ち、その傲慢さから悠子を無意識に傷つけてしまう。一方の悠子も、一度は同意した代理出産に割り切れない思いを抱えているようで、“代理母”となり、形式上は基と夫婦になったリキ(石橋静河)への罪悪感や嫉妬、加害者意識に苦しんでいる。

 果たして基と悠子は、代理出産によって生じた溝を乗り越えることができるのか、最終回まで目が離せない。

参考
https://realsound.jp/movie/2024/04/post-1630414.html

■放送情報
『Believe-君にかける橋-』
テレビ朝日系にて、毎週木曜21:00~21:54放送
出演:木村拓哉、竹内涼真、山本舞香、一ノ瀬颯、北大路欣也、上川隆也、斎藤工、小日向文世、天海祐希
脚本:井上由美子
音楽:林ゆうき
エグゼクティブプロデューサー:三輪祐見子(テレビ朝日)
プロデューサー:都築歩(テレビ朝日)、髙木萌実(テレビ朝日)、松野千鶴子(アズバーズ)
監督:常廣丈太(テレビ朝日)
樹下 直美(アズバーズ)
制作協力:アズバーズ
制作著作:テレビ朝日
©︎テレビ朝日
公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/believe/

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