イ・ジョンジェ、ジェダイは難役だった? 『スター・ウォーズ:アコライト』の裏側語る

 ディズニープラスにて配信中のドラマシリーズ『スター・ウォーズ:アコライト』でジェダイ・マスターのソルを演じているイ・ジョンジェのコメントが到着した。

 本作は、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』の約100年前のジェダイ黄金期を舞台に、銀河の謎とダークサイドの勃興と台頭を追うオリジナルドラマシリーズ。

 本作でジェダイ・マスターのソル役を演じるのは、『イカゲーム』で主演を務めたイ・ジョンジェ。アクションにも精通し、数々の役を演じてきた経験を以てしても“ジェダイ・マスター”を演じるのは難しかったというイ・ジョンジェは、『スター・ウォーズ』全作品を観直し“ジェダイ”について理解を深めることから始め、一からライトセーバ ーアクションのトレーニングを積むという並々ならぬ努力でソル役に臨んだことを明かした。

 韓国武術を得意とするイ・ジョンジェは『イカゲーム』でもアクションを披露し、30年以上のキャリアの中で数多くの役を演じ分けてきた。しかしそんなスター俳優のイ・ジョンジェでも、ジェダイ・マスターを演じることは一筋縄ではいかなかったという。ソルを演じるにあたりアクションの特訓だけではなく、ジェダイを理解することから始めたというイ・ジョンジェは「私は『スター・ウォーズ』の全作品を見直し、ジェダイのキャラクター全員をじっくり観察しました。ジェダイにはどん な伝統があるのか、ジェダイを描く上で何を引き継ぎたいのか、そして自分のキャラクターに何かユニークなものを加えたいのかを真剣に考えました」と、解像度を上げるために行った徹底的な役作りについて明かす。

 さらに“ジェダイ全盛”の時代を生きた“最強のジェダイ”になりきるためにアクションシーンへの準備にも余念がない。『イカゲーム』だけではなく、自身初監督を務めた『ハント』など多くの映画でアクションシーンや剣術アクションに挑戦してきた経験が、ライトセー バーを扱うスキルと完全に別物だと痛感したイ・ジョンジェは「劇中では多くの場面でアクションシーンがあります。そのアクションシーンがかなり重要なんです。そのためにハリウッドの有名なアクションチームと一緒に撮影に入る2カ月前から トレーニングを受け続けていました」と語る。さらに「撮影がない日でも、いつもトレーニングする場所に行っては俳優たちと一緒にアクションシーンの練習をしていました」と語るように、『マトリックス』シリーズに出演しアクションの達人でもあるマスター・インダーラ役のキャリー=アン・モスとも猛特訓を積んでいたことを明かしている。

 これまでに経験したことのないトレーニングの末に“ジェダイ・マスター”になりきったイ・ジョンジェについて、監督のレスリー・ヘッドランドは「この作品には優秀なスタントチームと、素晴らしいアクション振付師がいたけどイ・ジョンジェは多くのアクションシーンを自ら演じていた」と、リアリティ抜群なアクションに仕上げるためのイ・ジョンジェの熱意に敬意を見せた。

■配信情報
『アコライト』
ディズニープラスにて独占配信中
©︎2024 Lucasfilm Ltd.

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