篠原涼子&バカリズム、極寒ロケに「出来上がりが心配」 染谷将太は“キーマン”に意気込み

 イベントでは、本作の痛快ポイント徹底解説するコーナーも。1つ目のポイント、痛快コメディであるという点については、映像といまいちタイミングが合わない効果音に朗らかに笑う一同。バカリズムは「たしかにコントっぽいもんな」と話し、篠原は「現場もすごく楽しい」と同意した。また、バカリズムは「コメディでありつつも、人が死んでいることもあるから塩梅が難しいんですよね。どうしても芸人だからアドリブを入れたくなることもあるんですけど、ドラマの場合、そのアドリブを再び再現しなきゃやらなきゃいけないこともあるので、やりすぎないようにはしています」と話した。

(左から)バカリズム、篠原涼子、染谷将太

 また、その会話の流れで第1話の撮影時のエピソードも披露。極寒で風の冷たい日に撮影を行ったという篠原とバカリズム。この日について、バカリズムは「屋上サウナの水風呂に浸からないといけなかったんですよ」と告白。篠原は「出来上がりがすごく心配なんですよ。一応女優という仕事をしていますから、ご配慮していただき『風がすごいからこちらで撮りましょう』とか言っていただくのですが、(今回の撮影では)髪の毛があっち行ったり、こっち行ったりで大変なことになりました」と心配してみせた。

 2つ目のポイント、ミコと森野のしゃべくり痛快会話劇という部分については、篠原とバカリズムがお互いを褒め合う場面も。バカリズムがセリフを現場で覚えていることを告白した際には、染谷が「あの量が現場で入るんですか? 僕だったら1週間はかかりますよ」と驚愕した様子を見せた。

 3つ目の痛快ポイントとして挙げられたのは、痛快な共演者&犯人が個性豊かすぎるということについて。ゲストが犯人役を務めるという本作では、毎話のラストに次回の犯人がわかるのだそうだ。

 また、まだ共演シーンの撮影が少ない染谷から「ふたりともまだ謎が多いので」との前置きのあとで「現場でテンション上がることはなんですか?」と問われると、「“今の時点で1時間巻きです”と言われること」と長丁場の現場ならではの回答をしたバカリズム。これには染谷も「2時間早く来てとか言われると、喜んで行っちゃいますね」と同意していた。同じ質問に篠原は「ミコの部屋の中がいい空間なんです。お香を炊くんだけど、いい香りが漂うので演じている私自身も、スタッフも癒されていていいなと感じます」とコメント。

染谷将太

 また、司会者から同じ質問をされると「普段食べれない差し入れをもらうと嬉しい」と染谷。これを聞いたバカリズムが「1回、篠原さんが駄菓子セットを買ってきてくれて。ちっちゃい駄菓子屋さんが現場にできたときは、すごくうれしかったですね」と笑顔。実は、リラックス方法が「お菓子の爆食い。胸焼けするくらい、ご飯が食べられなくなるくらい食べるんです。しょっぱいもの6、甘いもの4の割合で」と話すバカリズム。これを聞いた篠原から「差し入れのパンを8個食べていましたもんね」と暴露され、会場から笑いが起きるという一幕もあった。 

 最後には「痛快ミステリーコメディーということで、すごくおもしろい作品になっています。1話完結なのも見どころです。バカリズムさんとの掛け合いが本当に楽しく撮影させていただいているので、それが皆さんに届けばいいなと思います」と篠原。笑顔で魅力をアピールした。

■放送情報
『イップス』
フジテレビ系にて、4月12日(金)スタート 毎週金曜21:00~21:58放送
※初回15分拡大(21:00~22:13放送)
出演:篠原涼子、バカリズム、渡辺大知、味方良介、足立英、勝村政信、角田晃広、矢本悠馬、染谷将太
第1話ゲスト:トリンドル玲奈、なえなの
脚本:オークラ、森ハヤシ
演出:筧昌也
プロデュース:宮﨑暖
プロデューサー:熊谷理恵
制作著作:フジテレビ
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