4月26日より新宿ピカデリーほかにて全国公開される『キラー・ナマケモノ』の本ビジュアルと本予告が公開された。

　本作は、『アリス・イン・ワンダーランド／時間の旅』『オペレーション・フォーチュン』の製作チームが贈るアニマルパニックホラー。野生のナマケモノとSNS戦国時代を生き抜く現代アメリカ女子大生との出会いを描く。

　監督を務めたのは、『Woe（原題）』のマシュー・グッドヒュー。脚本家の1人であるブラッドリー・ファウラーが、もっともバカバカしいホラーを作ろうと思い立ち、もっともホラーらしからぬ動物としてナマケモノに白羽の矢を立てたという。また、本作のナマケモノは、アニマトロニクスのパペットを5人の人形遣いが操作する、人力勝負のアナログ手法が使われている。

　パナマの密林で捕獲され、密輸業者によりアメリカに連れてこられたナマケモノ。怪しいペット業者を人知れず血祭りにあげ、珍しい動物を飼ってSNSで人気者になろうと躍起になる女子大生エミリーに抱き抱えられ辿り着いたのは、大学の女子寮だった。

　公開された本予告では、段ボール箱からナマケモノがゆっくりと這い出して鳴き声を上げる場面から始まる。そして、学生寮で穏やかに暮らし始めたと思われたナマケモノが、女子大生たちを窮地に追い込んでいく様子が映し出されていく。映像では、ナマケモノが女子大生に迎え入れられかわいがられる様子が続くも、次第に雲行きが怪しくなり、女子学生に突如飛び掛かって食らいついたり、逃げ惑うところを容赦なく捕らえて引きずり込んだり、壁に血飛沫が飛び散る様子も捉えられている。

　本ビジュアルでは、ナマケモノの手だけをクローズアップしたティザービジュアルとは打って変わり、ついにナマケモノが登場。ドアの隙間から黒いつぶらな瞳でまっすぐにこちらを見つめるナマケモノが切り取られている。その一方で、真っ赤な血が滴っているカギ爪とドアに刻まれた引っ搔き跡も確認できる。

　また、3月15日より特典付きムビチケオンライン券（価格：1,600円（税込））の発売が決定した。 

■公開情報
『キラー・ナマケモノ』
4月26日（金）より、新宿ピカデリーほか全国公開
出演：リサ・アンバラバナール、シドニー・クレイヴン、オリビア・ルーリエ、アンドリュー・ホートン、ビアンカ・ベックルズ＝ローズ、ティフ・スティーヴンソン、ステファン・カピチッチ
監督：マシュー・グッドヒュー
製作・脚本：ブラッドリー・フォウラー、キャディ・ラニガン
撮影：マーク・デイヴィッド
音楽：サム・ユーイング
キャスティング：イレンカ・ジェロウィツキ コスチュームデザイン：ジョバナ・ボゾビッチ
編集：マイク・メンデス
プロダクションデザイン： ニコラ・ベルチェク
ヴィジュアルエフェクト：SILO FX
提供：ニューセレクト
配給：アルバトロス・フィルム
2023年／アメリカ／93分／シネスコ／5.1ch／原題：Slotherhouse／日本語字幕：中沢志乃
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