『リビングの松永さん』“松永”中島健人が見事な告白! “健太郎”向井康二の“恋愛モード”も

 もう傷つきたくないからこそ、あと一歩が踏み出せない自分を「なーんか私だけ枯れてるなぁ」と卑下する朝子に、「その呪い、試しに俺が解いてみようか?」とサラッと甘い言葉をかける健太郎。そのやりとりの中にも漂う大人な余裕ある優しさは、演じる向井康二が纏う空気感であることを中島健人が指摘している。

「康二が智花ちゃんに対して、一日中、本当にジェントルな空気感を出していたのに感動した。芝居もめちゃくちゃ良かった」

中島健人、向井康二の振る舞いに感動? 『リビングの松永さん』第10話、水族館でWデート

カンテレ・フジテレビ系で毎週火曜23時より放送中の火ドラ★イレブン『リビングの松永さん』。第10話の放送に向けて、主演の中島健人…

 中島健人も太鼓判を押す、向井のジェントルな雰囲気を纏った“恋愛モードの健太郎”が今後の展開で朝子のハートを掴めるのかも大きな見どころになっていくに違いない。

 一方、美己と松永の恋も今回大きく前進した。「俺、ミーコのことが好きだ」「私も松永さんが好き」と互いの思いを言葉にした2人。注目すべきは、松永の保護者としての立場をわきまえた行動だろう。

 第10話のタイトルが「恋心の結末!呪いを解くキス」にもかかわらず、松永の振る舞いは、キスはしなくても伝わる思いもあることを伝えているかのようだった。もちろん、朝子と健太郎の大人のキスは素晴らしい展開なのだが、美己と松永の年齢差を考えると「大人と未成年」の恋愛の完璧な着地点だったように思う。

 それぞれのカップルには、自分たちのペースで幸せになってほしい。本来恋愛とは、他者と比べるものではない。たとえ歳の離れた相手だとしても、自由に誰かを好きになって、相手と真っ直ぐ向き合うことの大切さを美己と松永は教えてくれる。来週の予告では「衝撃の展開」が仄めかされていたが、どうかこの幸せに波風が立つことなく、最終話まで走り抜けてほしいところだ。

■放送情報
火ドラ★イレブン『リビングの松永さん』
カンテレ・フジテレビ系にて、毎週火曜23:00〜放送
出演:中島健人、髙橋ひかる、向井康二、藤原大祐、大久保桜子、黒川智花ほか
原作:岩下慶子『リビングの松永さん』(講談社『KCデザート』刊)
脚本:田辺茂範
演出:金井純一、日暮謙、松川嵩史
プロデューサー:萩原崇、島本講太、本郷達也、村山太郎
音楽:眞鍋昭大、畑添美菜
主題歌:Sexy Zone「puzzle」(Over The Top)
制作協力:MMJ
制作:カンテレ、Storm Labels
©︎カンテレ
公式サイト:https://www.ktv.jp/matsunagasan/
公式X(旧Twitter):@matsunagasan8
公式Instagram:@matsunagasan8

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