『ゴジラ-1.0』邦画実写作品として全米興収歴代1位に 神木隆之介「夢みたいです!!」

 山崎貴監督作『ゴジラ-1.0』が、歴代邦画実写作品における全米興行収入新記録を達成した。

 11月3日の“ゴジラの日”に公開された本作は、ゴジラ70周年記念作品であり、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目という特別な節目、さらには“令和”で最初のゴジラとなる『ゴジラ』最新作。自身もゴジラのファンであることを公言する山崎貴が監督・脚本・VFXを務めた。

 主演を神木隆之介、ヒロインを浜辺美波が担当し、NHK連続テレビ小説『らんまん』の2人が再共演。そのほか、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介らが共演に名を連ねた。

 全国522館(ラージフォーマット含む)にて封切られた本作は、12月6日までの34日間で、観客動員255万人、興行収入39億円を突破。そして12月1日に北米で公開を迎えた。

 邦画実写史上最大規模となる2308館(うちラージフォーマット750館)にて初日を迎え、週末3日間(12月1日~3日)のオープニング興収(先行上映含む)で約1100万ドル(約16億円)を記録。ハリウッド大作や大ヒットアニメーション映画を抑え、全米の週末興収ランキングで3位にランクインした。

 日本製作での『ゴジラ』シリーズの全米歴代最高興収である『ゴジラ2000 ミレニアム』(1999年)の約1003万ドルを週末3日間だけで超え、24年ぶりに『ゴジラ』シリーズの記録を更新。北米で2023年に公開された「外国映画」(非英語作品)としても第1位のオープニングとなり、実写として前例のない記録を樹立した。

 さらに、週末3日間以降も勢いが止まらず、12月4日にはハリウッド大作を抑えて、全米デイリーランキングで興収1位に。そして現地時間12月5日、全米における累計興収が1436万ドル(※)を突破。邦画実写作品として歴代1位に躍り出た。これまでの歴代邦画実写作品では『子猫物語』(1986年日本公開/1989年北米公開)の持つ約1329万ドル(※)という興収記録が、長きに渡り不動の1位だったが(※いずれもComscore調べ)、34年ぶりに記録を塗り替え、歴代邦画実写作品の中で全米興収ランキング1位に輝いた。

 この新記録を受けて、山崎監督は「長い間破られなかった記録を他ならぬゴジラが飛び越えてくれたことが嬉しいです」とコメント。主演の神木も「アメリカの方々にもたくさん観ていただいていて、夢みたいです!! 幸せでございます!」と喜びをあらわにしている。

 北米では上映館数が拡大され、オープニングの2308館を超える、2500館以上まで増える予定。なお北米では、東宝グループ初のTOHO Internationalによる自社配給となっている。

コメント

山崎貴監督

長い間破られなかった記録を他ならぬゴジラが飛び越えてくれたことが嬉しいです。
思い返せば、キャストもスタッフも愚直にただひたすらに面白い物を!と作っていたことが、このような素敵な結果に繋がったんだと思います。
このことをずっと覚えていようと思います。

神木隆之介

公開から約1ヶ月が経ち日本でもたくさんの方に観ていただいて、そしてさらに、全米での歴代邦画実写の新記録!
アメリカの方々にもたくさん観ていただいていて、夢みたいです!! 幸せでございます!
そしてそして、さらに色んな国や地域でも公開されるなんて!
そこで僕は思いました。
これから山崎監督の事はちゃんと、「世界のタカシ」と呼ばせていただきます。 
本当に皆様のおかげです! ありがとうございます!

■公開情報
『ゴジラ-1.0』
全国東宝系にて公開中
出演:神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介ほか
監督・脚本・VFX:山崎貴
音楽:佐藤直紀
制作プロダクション:TOHOスタジオ、ROBOT
配給:東宝
©2023 TOHO CO.,LTD.
公式サイト:https://godzilla-movie2023.toho.co.jp
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