草彅剛、朝ドラ『ブギウギ』を語る 注目は「ステージで歌う趣里ちゃんの歌声と踊り」

 NHK連続テレビ小説『ブギウギ』に出演中の草彅剛よりコメントが寄せられた。

 草彅が演じるのは、大阪生まれの作曲家・羽鳥善一。上京した鈴子の才能にほれ込み、鈴子を鍛え上げて一流の歌手へと成長させる。モデルは作曲家の服部良一。ジャズを得意とし、「東京ブギウギ」「青い山脈」「別れのブルース」など数多くの名曲を世に生み出した。

 自身が演じる羽鳥の人物像に関して草彅は、「僕が演じる羽鳥善一は、福来スズ子を見いだしていく役どころです。これからスズ子と善一のタッグが始まります。この二人の関係性を楽しみにご覧いただきたいと思います。羽鳥はいつもニコニコしていて掴みどころのない男ですが、チャーミングでもありとても魅力的なキャラクターです」とコメント。

 さらに好きなポイントとして、「羽鳥のセリフで『トゥリー、トゥ、ワン、ゼロ』というカウントが面白いですね。善一は、『スリー』じゃなくて、『トゥリー』なんです。そこが善一らしくて好きなポイントです。口癖すら型にとらわれていません。きっと、善一は型に はまることが好きじゃないんでしょうね。『君の好きなように歌ってごらん』とか、『君の好きなように生きていきなさい』と言うような人なので、自分に対しても『君の好きなように解釈して、君の好きなようにセリフを言ってごらん』と言ってくれている気がします」と語った。

 また、主演の趣里との共演については、「今回、趣里ちゃんと初めてお会いしたのですが、一緒にお芝居をしていてとても楽しいです。そして、本当に趣里ちゃんが福来スズ子にしか見えません。大げさではなく、これは趣里ちゃんにも言っていますが『趣里ちゃんは、 この福来スズ子を演じるために生まれてきたんだ』と思っています。もう本当にスズ子という感じがして、何の不安もなくお芝居させていただいています。趣里ちゃんが目の前にいると、本当にスズ子が歌っているんだなとか、スズ子が喜んでいるんだな、悲しんでいるんだなというリアルな感覚が伝わってきます」とコメントした。

 撮影現場については、「大阪は最高です! コロナの時と違って観光客も戻ってきていて街に活気があり、その雰囲気を感じるだけで幸せな気分になりますね。NHKからは大阪城も見えるし、気分転換にもなって、ホンマにごっつええ感じです(笑)」と語った。

 また、注目してほしいポイントを「見どころが本当にたくさんあるのですが、やっぱりステージで歌う趣里ちゃんの歌声と踊りにいちばん注目していただきたいです。見ていて本当に楽しいです。ステージ上で生まれる躍動感をしっかりと収録しているので、その部分も視聴者の皆さんに伝わると思いますし、僕自身も楽しんでいます」と語る草彅。視聴者に向けて、「放送が週1回の連続ドラマとは違い、放送時間が15分で毎日放送されるので、スピード感があって目が離せない展開は朝ドラならではだと思います。日本中を前向きにしてくれるような作品が毎日放送されるんですから、こんな幸せなことはないと思います。本当にすてきなシーンがたくさんあるので、ぜひお楽しみください!」とメッセージを送った。

■放送情報
NHK連続テレビ小説『ブギウギ』
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
出演:趣里、水上恒司、草彅剛、蒼井優、菊地凛子、水川あさみ、柳葉敏郎ほか
脚本:足立紳、櫻井剛
制作統括:福岡利武、櫻井壮一
プロデューサー:橋爪國臣
演出:福井充広、鈴木航、二見大輔、泉並敬眞、盆子原誠ほか
写真提供=NHK

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