永瀬廉、杉咲花、北村匠海が撮影を振り返る　『法廷遊戯』特別映像＆新場面写真公開

　11月10日に公開される永瀬廉主演映画『法廷遊戯』の特別映像と新場面写真が公開された。

　本作は、五十嵐律人の同名小説を原作とした法廷ミステリー映画。映画『総理の夫』、『流星ワゴン』（TBS系）の松田沙也が脚本を手がけ、『神様のカルテ』『白夜行』の深川栄洋が監督を務めた。

　ロースクールに通い、法曹の道を目指す主人公の「セイギ」こと久我清義役をKing & Princeの永瀬が演じるほか、セイギの幼なじみで同じく法律を学ぶ織本美鈴役で杉咲花、「無辜ゲーム」と呼ばれる模擬裁判を司る天才・結城馨役で北村匠海が出演。裁判ゲームで実際に起こった殺人事件をきっかけに、3人の仮面の裏に隠された真実が暴かれる。二転三転、四転五転する新たな事実、そして最も神聖な場のひとつである法廷で待つ、常識を覆す驚愕の結末とは。

　公開された特別映像では、永瀬、杉咲、北村のメインキャスト3名がストーリーと役どころについて語っている。永瀬は「どう観ている人を騙していくか……驚きを与えられるように頑張りたいなと思っていました」とセイギが抱える秘密についてコメント。本作の法律監修を担う、原作者で現役弁護士の五十嵐からの指導に真剣に耳を傾ける撮影裏の様子が映し出され、裁判用語が連続するセリフに「噛みそうになりました（笑）」と苦戦したことを明かした。

　杉咲は「自分の価値観に対しても、小さな危機感みたいなものを抱かされるような物語だと感じました」と作品が内包するテーマについて語り、演じた美鈴について「彼女の起こす行動自体は外から見たら不純で愚か」だが、「本人はすごくシンプルに一途な気持ちを抱いている」とコメント。北村は、過去に法廷を扱う作品に出演した際とはまた違った本作の魅力について触れ、「弁護士モノとは一味違った、これは“ミステリー”なんだな」と感じたことを明かした。自身の演じた馨についても「渦中にいるようですごく俯瞰的」とそのキャラクター性について言及している。

　永瀬は観客に向けて、「見る人によって違う解釈ができそうなラストであったりとか、考えさせられることをしていたりするのでその余白も楽しんでほしい」とメッセージを送った。

■公開情報
『法廷遊戯』
11月10日（金）全国公開
出演：永瀬廉、杉咲花、北村匠海、柄本明、生瀬勝久、筒井道隆、大森南朋
原作：五十嵐律人『法廷遊戯』（講談社刊）
監督：深川栄洋
脚本：松田沙也
プロデューサー：橋本恵一、本郷達也
主題歌：King & Prince「愛し生きること」（Johnnys' Universe）
制作：MMJ
製作幹事：東映
配給：東映
©五十嵐律人／講談社 ©2023「法廷遊戯」製作委員会
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