ベン・アフレックらがロバート・ロドリゲス監督を賞賛 『ドミノ』特別映像公開
10月27日に公開を迎えたロバート・ロドリゲス監督作『ドミノ』より、ベン・アフレックらキャスト陣によるコメントとメイキングを収めた特別映像が公開された。
『シン・シティ』シリーズ、『マチェーテ』シリーズのロドリゲス監督が手がけた本作は、娘を探す刑事と、その鍵を握る“絶対に捕まらない男”の戦いを描いたアンリアル・エンターテインメント。アフレックが演じるのは刑事ダニー・ローク。白昼の公園で突然姿を消した娘を探す彼の前に、娘の行方の鍵を握る“絶対に捕まらない男”が現れる。男を追ったロークは、現実と見紛う“世界”に踏み込み、やがて追いつめられていく。
公開された特別映像は、アリシー・ブラガが演じる謎の占い師ダイアナが、原題である“HYPNOTIC”=ヒプノティック(催眠術)の能力について語るシーンから始まる。「ヒプノティックが見せる……実在しない世界」の言葉とともに映し出されるのは、人の脳をハッキングし自在に操り、現実を再構築した“もうひとつの現実”を生み出す“絶対に捕まらない男”デルレーン(ウィリアム・フィクナー)。ダニーは、行方不明の娘の手がかりを握るこの男を追って、ダイアナと共に“仕掛けられた世界”へと踏み込んでいく。
映像には、アフレックが真剣なまなざしでモニターをチェックするメイキングシーンがインサートされる。構想を温め続けてきたロドリゲス監督は「2002年に書き始めた脚本の映画化だ。長年の夢がかなった」と映画化を喜ぶ。続いて、アフレックが「ロドリゲス監督と一緒に仕事をしたかった」、ブラガが「監督の作品に出演したかったの」、ウィリアム・フィクナーが「念願だった。それがかなう機会に迷うことなくテキサスへ向かった」、ダイオ・オケニイが「金色のチケットを手に入れた」とコメント。まるで1つの大きな街のような巨大なセットで撮影されたバイクアクションやトラックの爆破などが映し出される。ロドリゲス監督が作り上げたスタジオについて、アフレックは「まさに映画製作者の夢のような施設だ」と感嘆。
ロドリゲス監督との仕事について、アフレックは「心から尊敬できる監督と仕事ができて楽しい」、ブラガは「ロドリゲス監督は特別」、フィクナーは「あれほどの監督の熱意は周りに伝わるもの」と賞賛。映像は「劇場で観客の脳をハッキングし―果てしない架空の世界へと誘う」と、見どころを一言に凝縮したロドリゲス監督のコメントで結ばれている。
■公開情報
『ドミノ』
全国公開中
監督:ロバート・ロドリゲス
出演:ベン・アフレックほか
提供・配給:ギャガ、ワーナー・ブラザース映画
原題:Hypnotic/94分/アメリカ映画/英語/カラー/シネスコ/5・1chデジタル/字幕翻訳:松浦美奈/G
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