山﨑賢人主演映画『ゴールデンカムイ』の最新予告と本ポスター、追加キャストの情報が公開された。2024年1月19日に封切りが予定されている同作は、一体どんな内容になるのか、原作と比較する形で予想してみたい。

　『ゴールデンカムイ』は、明治末期の北海道を舞台としたサバイバルバトルアクション。映画でも主な設定は変わらないようで、山﨑が演じる元陸軍兵の「不死身の杉元」こと杉元佐一と、山田杏奈演じるアイヌの少女・アシリパによる冒険が繰り広げられそうだ。

　今回、新キャストとして発表されたのは、杉元の幼なじみである梅子（高畑充希）と寅次（泉澤祐希）の役どころ。この2人は杉元が金塊争奪戦に挑むことを決意したきっかけとなったキーパーソンだ。予告編の内容からすると、杉元の過去を掘り下げる描写が入ることは間違いないだろう。

　さらに映像では、日露戦争における203高地の激戦の一部が捉えられているようだ。初登場時ナイフ使いだった尾形百之助（眞栄田郷敦）とのバトルシーンや、谷垣源次郎（大谷亮平）とのスキーによるチェイスバトルなども映されており、原作序盤のエピソードがストーリーに組み込まれていることが予想できる。

　また、舘ひろし演じる土方歳三によるスタイリッシュな殺陣、勝矢演じる牛山辰馬の迫力あるタックルなども映り込んでおり、原作の見どころであるアクションシーンの再現に期待が高まる。