川村壱馬×RIKU×吉野北人が甘い歌声で観客を魅了 “デートセラピスト”の役作り秘話も
「映画『MY (K)NIGHT マイ・ナイト』先行特別上映会&プレミアムイベント」が10月12日、パシフィコ横浜国立大ホールで開催された。主演を務めたTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEの川村壱馬、RIKU、吉野北人が登壇。ライブでの甘い歌声、さらに作品の裏側をたっぷりとトークで届けた。
本作は、川村とRIKU、そして吉野が演じる女性を癒やす3人のデートセラピストを中心に、一夜かぎりの恋人たちが夜の横浜で織りなす物語。彼らに救いを求める夫の浮気を知った主婦、余命わずかな母親に婚約者を紹介したい高校教師、フォロワー7万人のインスタグラマーといった女性たちを安達祐実、夏子、穂志もえかが演じる。
『四月の永い夢』(2017年)や『わたしは光をにぎっている』(2019年)、『静かな雨』(2020年)が国際的に高評価を得た中川龍太郎が監督・脚本を務めている。
映画本編が上映され、会場が感動に包まれる。そして本編の印象的な場面がフィルム風のざらついた映像に続いて、川村、RIKU、吉野それぞれが単独で歌うプレミアムなライブへ。
吉野による「Blankie」とRIKUの「I'll be your (k)night」はバウンス感のあるビートともに軽やかに歌われ、そして川村の「世界が変わってしまったけれど」は感情が炸裂するバラード。さらにテーマ曲「片隅」を3人で披露。ストリングスのイントロから4つ打ちのビートに切なげなメランコリックなメロディが乗り、情熱的に歌われた。
入れ替わるようにして、共演した坂井真紀と村上淳からビデオメッセージが。坂井は「劇中で描かれる、ねじれてしまった関係。種類は違っても自分の近くにあるシチュエーションでやりがいのある役でした」「川村さんが、1カット1カット監督と丁寧に作られているのが素敵でした。ひりひりしたシーンが続いたけど、彼の笑顔に癒されていた」と撮影を回想。
一方の村上は、中川監督から役作りについて「EXILE HIROさんをやってくれ」と言われたことを明かした。しかし彼のなかでは明確なイメージがなく「差し入れが上手な人。実際に本作の差し入れも豪華だった」とユーモラスなトークを贈る。