ムロツヨシ、金曜21時枠でフジテレビGP帯連ドラ初主演 初共演の平手友梨奈と最強バディに

 ムロツヨシが主演を務め、共演に平手友梨奈を迎える連続ドラマ『うちの弁護士は手がかかる(仮)』が、フジテレビの金曜21時の連続ドラマ枠で10月より放送されることが決定した。

 本作は、ムロ演じるスター女優を育てた芸能事務所の元敏腕マネージャーが、平手演じる超エリートなのにどこか不器用でポンコツな新人弁護士に振り回されながらパラリーガルとして奮闘する、育成型リーガルエンターテインメント。ムロがフジテレビ系ゴールデン・プライム帯連続ドラマで主演を務めるのは初となる。また、平手はフジテレビドラマに初出演、ムロとは初共演となる。

 監督を務めるのは、『おっさんずラブ』シリーズ(テレビ朝日系)などの瑠東東一郎。脚本は、『じゃない方の彼女』(テレビ東京系)の服部隆と、『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系)のおかざきさとこが手がける。なお、フジテレビで金曜21時の連続ドラマ枠が放送されるのは、『春よこい』(1968年~1969年)以来約54年ぶりとなる。

 主人公・蔵前勉(ムロツヨシ)は、人気女優・笠原梨乃を30年間サポートしてきた超敏腕マネージャー。スケジュール管理、気の利いた営業、的確な仕事の精査はもちろん、プライベートでのトラブル処理まで完璧なマネジメント力で“笠原梨乃”を日本トップ女優として確固たる地位を築いてきた。しかし、2人の夢だった海外進出を目前に、突然、蔵前は解雇されてしまう。「あなたの仕事は誰がやっても変わらない」と切り捨てられた蔵前。結婚もせず家族や友達とも疎遠になっても、人生の全てを彼女にささげてきた蔵前は絶望し、生きる意味すら見失ってしまう。そんな折、ひょんなことから、パラリーガルとして、新人弁護士・天野杏(平手友梨奈)のマネジメントを任されることに。最年少で司法試験に合格した超エリートの杏だが、人とのコミュニケーションが苦手な上にやる気が空回りしてしまい、弁護士として全く成果を出せずにいた。しかし、不器用ながらも依頼人に力を尽くそうとする杏の姿に心を動かされた勉は、杏が一人前の弁護士になるためのサポートをすることを新たな目標に掲げ、芸能界から法曹界へ、全く異なる世界へ飛び込むことを決意する。「マネージャーは、担当のアーティストのパフォーマンスを上げるため力を尽くす最高の裏方」をモットーに掲げる勉は、培ってきたマネジメント力を発揮して杏に尽くしていくのだが……。

ムロツヨシ(蔵前勉役)コメント

本作の台本を読んだ際の気持ち

かっこよく素敵なオリジナルドラマになるっ、と読ませていただきました。これからの時代ならではのマネジメントするやりがい、パートナーとの関係を育むカタチが実に面白いです。やっかいな天才は素晴らしい、と。

初共演となる平手友梨奈の印象、撮影で楽しみにしていること

私が持つクールビューティーなるイメージからの垣間見える、茶目っ気、洒落っ気、いろんな、っ気を引き出せたらうれしい。いや引き出してみせたい、そんな私。そんな私は、平手さんとの芝居も、芝居を通しての会話も、今から楽しみにしてます。

初の芸能人のマネージャー役、パラリーガル役を演じる上で心がけること

芸能の世界のマネージャーさんは毎日観てますので、そこからヒントを、、、あ、うちのマネージャーさんから盗みたいものは今のところ見つかってませんが、最近はいろんな共演者の方々のマネージャーさんを観察しています。突然リーガルなる世界に行くハメになる人間ですので、パラリーガルについては、知らないまま臨むかもしれません。理想のマネージャーさんを演じるのか、こんなマネージャーは嫌だ、なる演じをするのか? 自分が自分を楽しみにしてみたいなとそう考えております。

視聴者へメッセージ

“金9の主演”。“きんく”と読みますか? “きんきゅう”でしょうか? どちらにしますか?
『東京ラブストーリー』を、『王様のレストラン』を、『ロンバケ』(『ロングバケーション』)を、憧れを持ってみていた1人の若者が、47歳になりましてフジテレビのゴールデンの看板を背負わせていただける今。夢持って、テレビに出させてもらおうと思います。“いい結果出してみせます”という“禁句”も言いながら“すぐ観ないと味落ちるよ”なる“緊急”なドラマをこの時代だからこそ、テレビでつくってみせたい、そんな元若者です。47歳役者は若者たちの意見をたくさん利用して、カメラ前に立ちます。若者たちよ、観てそして教えてください。元若者の皆皆さま、どうか期待して待っててください。

平手友梨奈(天野杏役)コメント

本作の台本を読んだ際の気持ち

年齢やキャリアが大きく違う2人がどうぶつかるのか、歩んでいくのか、気になる作品でした。

初の弁護士役を演じる上で心がけること

弁護士の役は難しいイメージがあり不安もありますが、演じる役のキャラクターや心情を大切にくみ取り、丁寧に届けていけたらと思っています。

初共演となるムロツヨシの印象、撮影で楽しみにしていること

初めましてなので緊張はしますが、どんなセッションが生まれるのか楽しみです。そして共演させていただけることを有難く思っています。

視聴者へメッセージ

まだ撮影は始まっていませんが、視聴者の皆さんが2人の成長物語を応援したくなるような作品になることを願っています。

瑠東東一郎(演出)コメント

本作のオファーを受けた際の気持ち

金城(綾香)プロデューサーは言いました。“普段影で支える人たちにスポットライトが当たるドラマにしたいんです”と。僕はぐっと引き寄せられました。なるほどな、と。さらに彼女はこう言いました。“金曜21時の新枠で大暴れしたいんです“と。僕はぐぐぐっと引き寄せられました。そう来たか!!と。そして僕は言いました。“微力な僕で良ければ、是非ご協力させて下さい”と。固く握った金城さんの手はとてもアツかったです。このアツさが届く様に全力で挑みますので、よろしくお願いします。

キャリア初のリーガルドラマとなる本作にかける思いや意気込み

先日、取材の際弁護士の先生がおっしゃっていた“正義は人の数だけ存在する。だから法律や弁護士が必要だ”という言葉に感銘を受けました。物事にはいろんな側面があっていろんな正義がある。法律というフィルターを通して、さまざまな人の心が動く作品になればと思います。法学部出身の僕が、勉強をサボったとばっちりをこんな所で食らうとは。一から法律を勉強して頑張ります。

初タッグとなる主演のムロツヨシ、共演の平手友梨奈の印象や楽しみにしていること

ムロさんとはずっとお仕事がしたかったので、とてもとても楽しみです。そして、燃えています。ムロさんの笑いと心情を表裏一体で演じる、圧倒的なパワーを作品に活かせればと思います。平手さんは、画面からも伝わる底知れない引力にすごく引き寄せられ、ずっとご一緒できればと思ってました。ムロさんと平手さんのコンビ感がこの作品の生命線であると言っても過言ではありません。お2人のかけ算が今から楽しみで仕方ないです。

視聴者へメッセージ

リーガルドラマではありますが、楽しく見ていただける様なエンターテインメントになればと思っています。普段の生活ってなかなか言葉の意味が難しくて……。正面に受け取って良いもの、その裏を読まなければいけないもの。すごく難しいんです。だからこそ、法律を通して、その奥底に触れられる様な、その奥底からアツくなれるような作品を作れればと思っています。ご期待下さい!!

金城綾香(プロデュース)コメント

新しいドラマが、始まります。この世の中にはたくさんのドラマがあふれています。過去の素晴らしい名作、海外で制作された胸踊る大作、そして、地上波でもたくさんのドラマが放送されています。ドラマ以外にもこの世界にはすてきなエンターテインメントがたくさんあって、我々の人生を豊かにしてくれていると思います。そんな時代に、キャスト・スタッフが一丸となって、フジテレビの新枠ドラマを開くことになりました。金曜日の夜9時に観たいもの、今この瞬間に観たいものにこだわって、視聴してくださった方の日々の疲れや悩みを、少しでも明るい方向に導いていけるような、そんなドラマを作っていきたいと思います。瑠東(東一郎)監督を演出にお迎えし、ムロツヨシさん、平手友梨奈さんという最高のバディとご一緒できることになりました。ご期待に応えられるような秋を迎えるべく、みんなで力を合わせていきますので、どうか金曜夜9時の放送を楽しみにしていただきたいです!

安永英樹(編成担当)コメント

金曜の夜9時、週末の開放感がある中、エンタメ性の高いドラマをお届けします。ぜひお楽しみください!

■放送情報
『うちの弁護士は手がかかる(仮)』
フジテレビ系にて、10月放送スタート 毎週金曜21:00〜21:54放送
出演:ムロツヨシ、平手友梨奈ほか
脚本:服部隆、おかざきさとこ
演出:瑠東東一郎、相沢秀幸
プロデュース:金城綾香
制作:フジテレビ ドラマ・映画制作部
制作著作:フジテレビジョン
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/uchiben_kin9/
公式Twitter:@uchiben_kin9_cx
公式Instagram:@uchiben_kin9_cx

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