サリー・ホーキンスの前に幻の“リチャード三世”が現れる 『ロスト・キング 』予告編公開
9月22日に公開されるサリー・ホーキンス主演映画『ロスト・キング 500年越しの運命』の予告編とポスタービジュアルが公開された。
本作は、イギリス・レスターのある駐車場で、500年もの間、行方不明となっていた英国王リチャード三世の遺骨を歴史愛好家の“主婦”が発見したという実話を元にした伝記映画。『あなたを抱きしめる日まで』や『クィーン』など英国王室にまつわる映画を手がけてきたスティーヴン・フリアーズが監督を務め、『シェイプ・オブ・ウォーター』のホーキンスが主演を務めた。別居中の夫を演じたスティーヴ・クーガンは、ジェフ・ホープと共に脚本を担当。そのほか、『天才作家の妻 40年目の真実』のハリー・ロイド、『ゲーム・オブ・スローンズ』のマーク・アディらが共演に名を連ねた。
フィリッパ・ラングレーは職場で上司に理不尽な評価を受けるも、別居中の夫からは生活費のために仕事を続けるよう促され、苦悩の日々を過ごしていた。ある日、息子の付き添いでシェイクスピアの『リチャード三世』を観劇したことで、彼女の人生は一変。悪名高き王・リチャード三世も自分と同じように不当な扱いを受けてきたのではないかと疑問を抱いたフィリッパは、彼の真の姿を探し求め、歴史研究に没頭していく。
公開された予告編は、仕事も家庭もうまくいかず、浮かない表情を見せるフィリッパの日常から始まる。そして、息子とともに観劇したシェイクスピア史劇で、リチャード三世の既成事実に疑問を持つ彼女が、「シェイクスピア批判か?」と一蹴されてしまう。さらに、悶々とした日々を過ごすフィリッパの前に彼女の幻が作り上げたリチャード三世が現れたことをきっかけに、レスターを訪れたり、リチャード三世教会に入会して色々な人物とコンタクトを取るなど、遺骨探しに没頭する様子も確認できる。
あわせて公開されたポスタービジュアルには、ベンチに座って微笑み合うフィリッパとリチャード三世の姿が切り取られている。
また、7月14日よりムビチケカードが販売される。
■公開情報
『ロスト・キング 500年越しの運命』
9月22日(金)より、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
監督:スティーヴン・フリアーズ
脚本:スティーヴ・クーガン、ジェフ・ポープ
出演:サリー・ホーキンス、スティーヴ・クーガン、ハリー・ロイド、マーク・アディ
提供:カルチュア・エンタテインメント
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
2022年/イギリス/英語/108分/ビスタ・サイズ/リニアPCM5.1ch/原題:The Lost King/日本語字幕:松浦美奈/映倫区分:G
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公式Twitter:@thelostking0922