SixTONES 松村北斗&なにわ男子 西畑大吾がW主演 7月期オシドラサタデーで堤幸彦とタッグ

 SixTONESの松村北斗となにわ男子の西畑大吾がW主演を務める連続ドラマ『ノッキンオン・ロックドドア』が、7月期のテレビ朝日オシドラサタデー枠で放送されることが決定した。

 本作は、ドラマ初共演となる松村と西畑が、得意分野も性格もまるで違うW探偵に扮し、数々の難事件に挑むミステリードラマ。原作は、青崎有吾による同名タイトルのシリーズ小説で、韓国や中国でも翻訳本が発売され、WEBTOON版も好評を博している。

 松村が演じるのは、巻き毛と黒のタートルネックが特徴の“不可能”専門探偵・御殿場倒理。密室犯罪や衆人環視の毒殺など不可能犯罪のトリック=“HOW”の解明を得意とする半面、人の気持ちが理解できず、傍若無人な言動を繰り出す変人だ。

 一方の西畑が演じるのは、スーツ姿の“地味眼鏡”こと、“不可解”専門探偵・片無氷雨。彼の得意分野はダイイングメッセージや現場の遺留品などから、動機や理由=“WHY”を読み解くこと。社会性に欠ける倒理とは違い、常識的な性格の持ち主だ。

 そんな2人が不思議な均衡関係の中、折に触れていがみ合いながらも、探偵事務所「ノッキンオン・ロックドドア」のW探偵&共同経営者として手を取り合い、次々と奇妙な難事件に挑んでいく。さらに劇中では、2人がゼミ仲間だった大学時代に直面した闇深き“未解明”事件の真相についても、徐々に明かされる。

 メイン監督を務めるのは、2014年1月放送の『トリック新作スペシャル3』(テレビ朝日系)以来、9年半ぶりにテレビ朝日のドラマでメガホンを取る堤幸彦。これまで『トリック』(テレビ朝日系)、『ケイゾク』(TBS系)、『SPEC』(TBS系)など、バディものミステリーを数多く手がけてきた堤監督が、本作で松村と西畑と初タッグを組む。

 脚本を手がけるのは、『イチケイのカラス』(フジテレビ系)や『絶対零度』シリーズ(フジテレビ系)を世に送り出してきた浜田秀哉。そして劇中音楽は、『カルテット』(TBS系)や『コンフィデンスマンJP』シリーズ(フジテレビ系)で知られるfox capture planが担当する。

 テレビ朝日ドラマ初主演、そしてドラマ初共演となる松村と西畑。松村は、西畑について「大吾は完璧に近い人。『カッコいいな!』と思っていた。自分が先輩という感覚もないし、バディ役も自然と演じられるんじゃないかと感じています」と語り、西畑は松村について「さまざまな役を演じてきた北斗くんとご一緒できるなんてすごく光栄だなと思って、胸が高鳴りました」とコメントを寄せた。

松村北斗 コメント

オファーを受けたときの率直な心境

普段の僕自身と比べると、倒理はすごくカッコいい男。何とも関係を切り難い“不思議な相棒”がいる設定も、昔から憧れていたドラマの世界の匂いを感じて、すごくワクワクしました。テレビ朝日のドラマに出演するのは初めてですが、今回はSixTONESのメンバー・京本大我も以前お世話になって、「僕も出てみたいな」と思っていたオシドラ枠のドラマ。だからこそ、今後も呼んでいただけるかは今回にかかっているな……とドキドキする自分もいて……。実を言うと、プレッシャーも感じています(笑)。

自身が演じる役について

周りからは、僕が演じるのがイメージできる役柄だと言ってもらえたんですけど、自分が思う自分とはだいぶ釣り合わない感じがする役です。僕は彼ほど傍若無人に振る舞えないし、頭を猛スピードで回転させながら話すこともできない。なので、どれだけ「自分だったら……」という想像を排除して演じるかが大事になるな、と感じました。企画書でタートルネックを着ている役だと知って、夏ドラマなのに……と、ギョッとしましたけど(笑)、スーツ姿の(西畑)大吾と“ちょっと汗だくの2人”で頑張ります!

西畑大吾の印象

所属グループのカラーも真逆ですし、まさか一緒に何かを作ることができると思っていなかったので、すごくうれしかったです。大吾は事務所の後輩にあたりますけど、気づいた時には関西ジャニーズJr.でトップを走っていたので、「カッコいいな!」と思っていました。そんなこともあって、自分が先輩という感覚もないし、バディ役も自然と演じられるんじゃないかと感じています。

西畑大吾に対して「自分が勝つのは“不可能”かも!?」と思う要素

大吾は僕と違い、決めるところは決め、崩すところは崩す。メリハリを付けられるタイプなんです。そこはちょっと勝てなさそうだなって、ずっと思ってました。今回の現場では切り替え術を見習いたいです。

共演中に解き明かしたい「西畑大吾の“不可解”な謎」

大吾は完璧に近い人という印象があるんですよ。なので「それは苦手なんだ!」とか、「そこに対してちょっと嫌な気持ちがあるんだ!」といった、人間臭い要素を勝手に見つけたいです。

西畑大吾に伝えておきたい「自身のトリセツ」

急に黙ったり、話し掛けなくなることがあるけど、全然嫌いじゃないし、怒ってもいないから! 誰かに気を配りながら何かを考えることができないだけなので、「ヤバい、ピリッとしてる……」と思わないで(笑)。あと、むくんでない日は「あ、むくんでないですね!」って言ってくれたら、めちゃくちゃうれしいです!

堤幸彦監督について

僕はお芝居の経験が多いわけではないので、この作品に取り組むにあたって、すごく不安もあったんです。でも、リードしてくれるのが堤監督だと聞いて、すごく安心感を覚えました。堤監督は、特に僕らの世代にとっては、いつかご一緒したいと考えて当たり前だと思うほどの方。今すごく喜びを感じています。監督は現場でムチャブリもされるそうですが(笑)、必死に食らいついていきたいです!

視聴者へメッセージ

この作品は人間関係もすごく面白いですし、事件のトリックやミステリー部分に関しても、すごくワクワクしたり、頭をひねらせたりしながら見ていただけると思います。「来週も見たい! 早く見たい!」と思ってもらえるような作品にするよう、僕らも頑張るので、ぜひ放送まで楽しみに待っていてください。

西畑大吾 コメント

オファーを受けたときの率直な心境

実は僕、なにわ男子がデビューする前年、士気を高めるために、SixTONESさんのデビューシングル「Imitation Rain」を買ったんです。そんな尊敬するグループに所属する(松村)北斗くんとW主演だと聞いて、すごくビックリしました! 北斗くんとは映画で一度共演しましたが、お芝居でガッツリ言葉を交えるのは初めて。さまざまな役を演じてきた北斗くんとご一緒できるなんてすごく光栄だなと思って、胸が高鳴りました。オシドラサタデー枠で放送された『コタローは1人暮らし』などで経験を積んできた中、「テレビ朝日さんにも認めてもらえたんやな(笑)!」と思いますし、最後まで全力で駆け抜けたいです。

自身が演じる役について

「地味眼鏡」と呼ばれる氷雨くんはすごく常識人。僕自身もなにわ男子の中では常識人の方なので、ちょっと似てるのかなと思います。実は物語が進んでいくにつれ、氷雨くんのちょっと変な部分も出てくるんですけど、そこも似ているんですよね。ただ、僕自身は推理に関しては苦手(笑)。なので、推理部分では氷雨くんを頼りながら、頑張っていきたいです。ちなみに氷雨くんは、夏に向けてクールビズを知らないスーツ姿(笑)。タートルネック姿の北斗くんと一緒に、作品に対する熱と物理的な熱ーー両方を持ちながら、撮影に臨んでいこうと思います。

松村北斗に対して「自分が勝つのは“不可能”かも!?」と思う要素

僕は北斗くんに対してクールで物静かなイメージを持っていたんですけど、グループで活動されている時の北斗くんはものすごく話すし、結構ボケたりもするんですよ。その“うれしいギャップの大きさ”には勝てないなって思います。僕はなにわ男子ではツッコミ担当なので、今回の現場でも北斗くんのボケを全部拾えるようにしたいです。

共演中に解き明かしたい「松村北斗の“不可解”な謎」

お仕事をされている時の北斗くんは知っているんですけど、プライベートではどんな感じなのか知らないので、ちょっとだけでも垣間見られたらいいな。休憩中も人間観察をしていきたいと思います!

松村北斗に伝えておきたい「自身のトリセツ」

僕は真面目だと思われがちですけど、結構変な人なんです。深夜に近づくにつれ、なぜかちょっと元気になったり、逆にめっちゃだるそうにしてたり……。典型的なAB型だと思っていただければ! あと、僕もむくんでない日は「むくんでないね!」って言ってほしいです(笑)。もしよければ、一緒に早めに現場に入って、朝一で電気鍼を使って引き締めましょう!

堤幸彦監督について

企画書で堤監督のお名前を見て、普通に声に出して「すごっ!」って言っちゃいました。『トリック』や『SPEC』など、僕も大好きな作品を手掛けられた方で、いつかはご一緒したいと思ってましたから! 現場では緊張しちゃいそうですけど、自分らしく監督といっぱいお話をしながら、氷雨という役を固めていきたいです。監督のムチャブリにも挑戦できるなんて、すごくありがたい機会だなってワクワクします。

視聴者へメッセージ

普通のミステリーとはもうまったく一味違う作品になっております。不可能と不可解、HOWとWHYがすごく絡み合っていく回もあれば、倒理と氷雨の関係性が垣間見える回もあるので、楽しみに待ってくださると幸いです。僕たちのバディ感も、ぜひとも楽しみにしていてください!

青崎有吾(原作) コメント

このお話に登場する二人の男は、探偵のような助手のような、相棒のようなそれ未満のような、競っているような協力しているような、なんともいえない関係でして、作者自身もいまだによくわかっておらず、「なんだこいつら」と思っています。松村さんと西畑さんが彼らの余白にどんな形を与え、どんな謎を解くことになるのか、今からとても楽しみです。

堤幸彦(監督)コメント

胸が高まる企画だ!
イマをときめく松村君×西畑君! 
一筋縄ではいかないヒネリたっぷりの原作と脚本!
キャラクターのマジシャンのようなキャスト陣!
満を持してのスタッフ!
「ミステリー」の枠を安々と越えた存在感あるドラマを産み出せそうだ!
土曜日の夜『不可能&不可解』と真っ向勝負しましょう!

■放送情報
『ノッキンオン・ロックドドア』
テレビ朝日系にて、7月スタート 毎週土曜23:00~23:30放送
出演:松村北斗(SixTONES)、西畑大吾(なにわ男子)
原作:青崎有吾『ノッキンオン・ロックドドア』(徳間書店)
脚本:浜田秀哉
監督:堤幸彦ほか
音楽:fox capture plan
ゼネラルプロデューサー:中川慎子(テレビ朝日)
プロデューサー:田中真由子(テレビ朝日)、尾花典子(ジェイ・ストーム)、長澤佳也(オフィスクレッシェンド)、小林麻衣子(テレビ朝日)
制作協力:オフィスクレッシェンド
制作:テレビ朝日、ジェイ・ストーム
©︎テレビ朝日

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