野口聡一のナレーションとアメリカの大自然が 『イントゥ・ザ・ネイチャー』冒頭映像

 4月7日より公開されるドキュメンタリー映画『イントゥ・ザ・ネイチャー 自然が教えてくれること』の冒頭映像が公開された。

 本作は、劇場にいながらもIMAXカメラによる映像でアメリカの隠れた絶景28スポットを、わずか40分で体験できるドキュメンタリー。

ドキュメンタリー映画『イントゥ・ザ・ネイチャー』冒頭映像

 公開された冒頭4分間の映像は、「自分の居場所だって気がする」という女性の言葉から始まり、一面が雪で覆われた山々と氷河が登場する。そして、本作で初めてナレーションに挑戦した宇宙飛行士の野口聡一のナレーションとともに、アメリカにやって来た人類がネイティブ・アメリカンとして繁栄していった土地が映し出される。およそ2万年前、アジアを出発した人々はアラスカの海岸線に沿って北米大陸に足を踏み入れたとされている。この海路を考古学者達は“ケルプハイウェイ”と呼び、「地球では全ての命が大自然の一部」という野口のナレーションの言葉通り、地上から海の中、さらにその地で生きる生き物まで多種多様な大自然が登場する。

 製作にあたり、ケルプハイウェイを経由して先住民が到着する様子を観客に想像してもらうために大規模な再現映像が撮影された。しかし、大がかりな歴史的再現を実行することは、これまでのマクギリブレイ・フリーマン・フィルムズの撮影とはほぼ正反対の課題だった。監督を務めたグレッグ・マクギリブレイの娘でユニットプロダクションマネージャーのメーガン・マクギリブレイは「私たちはその場で物事を捉えることに慣れているので、これは私たちにとって非常に異なるタイプの撮影でした。デザイナー、衣装、馬、そして30人の人物が雪の中、コロラド州のサンファン山脈にあるモラス湖で本格的なセットを作りました」と語った。

■公開情報
『イントゥ・ザ・ネイチャー 自然が教えてくれること』
4月7日(金)より、グランドシネマサンシャイン池袋ほか、IMAXにて公開
監督:グレッグ・マクギリブレイ
脚本:スティーヴン・ジャドソン
出演:ジョン・ヘリントン、アリエル・トウェト、ジェニファー・ファー・デイビス
ナレーション:野口聡一(宇宙飛行士)
提供:エクスペディア、ユナイテッド航空 
製作:ブランドUSA、マクギリブレイ・フリーマン・フィルムズ
配給:さらい
2020年/アメリカ/日本語吹替/40分/原題:Into Nature’s WILD
©︎MMXX VisitTheUSA.com
公式サイト:intothenature.jp
公式Twitter:@intothenatureJP

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