神木隆之介が書状を見て困惑する『大名倒産』場面写真 カトウシンスケ&秋谷郁甫も出演

 6月23日に全国公開される神木隆之介主演映画『大名倒産』の場面写真が初公開され、あわせて第3弾キャストとしてカトウシンスケと秋谷郁甫の出演が発表された。

 本作は、浅田次郎の同名時代小説を実写映画化する“人生逆転エンターテインメント”。『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』『老後の資金がありません!』『そして、バトンは渡された』の前田哲が監督を務め、初の時代劇に挑む。脚本は、映画『七つの会議』やドラマ『半沢直樹』(TBS系)の丑尾健太郎と、ドラマ『特捜9 season2〜4』(テレビ朝日系)、『下町ロケット』(TBS系)の稲葉一広が共同で担当した。

 ひょんなことから越後丹生山藩・第十三代藩主となる青年・松平小四郎。庶民から一国の殿様へと、まさにシンデレラストーリーかと思ったのもつかの間、実は25万両、現在の価値で借金100億を抱える、ワケあり藩だった。いきなり藩の命運を託された小四郎はどうするのか。

 初公開された場面写真は2枚。1枚目は江戸幕府から届いた書状を広げ、青ざめた表情の“巻き込まれ系プリンス“小四郎(神木隆之介)と、険しい顔で見つめるさよ(杉咲花)、平八郎(浅野忠信)たちの姿が。25万両(現在の価値で100億円)の借金返済に奔走する中、なんと丹生山藩が大名倒産(=藩の計画倒産)を企てていると幕府に疑われてしまった。疑いを晴らさなければ藩は取り潰し、小四郎は切腹となってしまう。2枚目の場面写真では、江戸から丹生山藩に帰ってきた小四郎たちの様子が切り取られており、久しぶりの故郷に心も晴れやかかと思いきや、なぜか困惑の表情を浮かべている。

 小四郎の家臣・白田新左エ門を演じるのは、『ケンとカズ』で第31回高崎映画祭最優秀新進俳優賞を受賞し、2022年に公開された『誰かの花』で主演を務めたカトウ。同じく家臣の黒田市ノ進は、ドラマ『先生を消す方程式』(テレビ朝日系)に出演した秋谷が演じる。由緒正しき丹生山藩に誇りを持つ2人は、殿らしからぬ奇抜なアイデアで借金を減らそうとする小四郎たちに、最初は「藩の恥!」とぼやくこともあるが、それでも互いを励まし合い、藩を根強く支えるコンビである。

■公開情報
『大名倒産』
6月23日(金)公開
出演:神木隆之介、杉咲花、松山ケンイチ、小日向文世、小手伸也、桜田通、宮﨑あおい、キムラ緑子、梶原善、髙田延彦、藤間爽子、カトウシンスケ、秋谷郁甫、ヒコロヒー、勝村政信、石橋蓮司、浅野忠信、佐藤浩市ほか
原作:浅田次郎『大名倒産』(文春文庫刊)
監督:前田哲
脚本:丑尾健太郎、稲葉一広
配給:松竹
製作:『大名倒産』製作委員会
©2023『大名倒産』製作委員会
公式サイト:movies.shochiku.co.jp/daimyo-tosan/
公式Twitter:@daimyo_tosan

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