オードリー 若林正恭×南海キャンディーズ 山里亮太の半生が日本テレビでドラマ化

 オードリーの若林正恭と南海キャンディーズの山里亮太の半生をドラマ化する『だが、情熱はある』が、4月期の日本テレビ系日曜ドラマ枠で放送されることが決定した。

 1月31日深夜に日本テレビ系で放送されたオードリーの若林と水卜麻美アナがMCを務める『午前0時の森』に、南海キャンディーズの山里がスペシャルゲストとして登場し、若林と山里2人の半生がドラマ化されることが発表された。

 それぞれ10代の頃からお笑い芸人を目指すも、なかなか日の目を見ず不遇の時代を過ごす。しかし努力の末に、「M-1グランプリ」準優勝となりブレイクを果たす。オードリーと南海キャンディーズは誰もが知る人気お笑いコンビとなるが、若林と山里はふたりともに売れたことによる周囲の変化や「仕事」への疑問、「相方の方ばかり売れていく」「じゃない方」といった嫉妬や妬みなどの負の感情の中でもがいていた。そんな折に2人は出会うことになる。そしてお互いを知るうちに「負の感情を笑いにしよう」と、それぞれのコンプレックスを生かした漫才やコントを披露するユニット「たりないふたり」を結成し、活動を始めた。

 2021年5月31日の無観客配信ライブをもって「たりないふたり」の活動も幕を閉じたが、お笑いライブの生配信としては5万5千人超えの観客を集めるという歴代の最高記録を打ち立てた。そしてついにTVドラマの形で再びそれぞれの人生が交差することになる。以前から2人とも親交のある水卜アナも、番組終盤でのお知らせに思わず絶句し、驚きと喜びをにじませた。

 これまでの自身の人生がドラマ化されることを受け、若林は「地上波テレビで人様にお見せ出来るような人生ではないと尻込みましたが、ご縁に身を任せて拙著を送り出しました」とコメントを寄せ、山里は「山里の人生がドラマに? 誰の好奇心もくすぐらないのではないでしょうか? でも、このドラマのチームの言葉を聞いて、初めて僕の人生を見てほしいと思えました」と思いを語った。

 それぞれの役を演じるキャスト情報は、今後追って発表される。

コメント

若林正恭

地上波テレビで人様にお見せ出来るような人生ではないと尻込みましたが、ご縁に身を任せて「日テレさんにかわいがってもらいなさい」と二冊の拙著を送り出した次第です。

山里亮太

山里の人生がドラマに? 誰の好奇心もくすぐらないのではないでしょうか? でも、このドラマのチームの言葉を聞いて、初めて僕の人生を見てほしいと思えました。見せてはいけない僕もたくさんあると思います、どうか嫌われませんように……今はそれを祈るばかりです。もし、うわっと思われるとしても1人じゃない! オードリーの若林くんも描かれるので、これは安心です。色々たりない僕たちがどんなふうに皆様に伝わるのか? 僕も今から楽しみで仕方ありません。
どうぞよろしくお願いします。

河野英裕(日本テレビプロデューサー)

山里亮太さん、若林正恭さん、おふたりが書かれたエッセイが大好きでした。
「事実は小説より奇なり」を地でいくふたりの人生には、笑いと切なさと、そして情熱があふれていました。ふたりが出演するテレビや漫才、ラジオ、雑誌やネットの記事を追いかけ、知れば知るほどより多くの人に、ふたりを伝えたいと思いました。
「嫉妬や劣等感、負の感情を燃料に」と山里さんが。
「ネガティブを潰すのはポジティブではない。没頭だ」と若林さんが。
エッセイの中でそう言っているから、自分も「負の感情を燃料に没頭」しているうちに、ふたりの人生をお借りして、ドラマにできることになりました。
こんなに面白いふたりの実話です、ドラマがつまらないわけにはいきません。
スタッフ・キャスト一同「だが、情熱はある」と燃え、めちゃくちゃ面白いドラマをお届けします! そして! ふたりを演じるのは誰……!?

■放送情報
新日曜ドラマ『だが、情熱はある』
日本テレビ系にて、4月スタート 毎週日曜22:30〜放送
脚本:今井太郎
演出:狩山俊輔、伊藤彰記
プロデューサー:河野英裕、長田宙、阿利極
チーフプロデューサー:石尾純
制作協力:AX-ON
製作著作:日本テレビ
©︎日本テレビ
公式Twitter:@daga_jyounetsu

関連記事