ソ・イングクが16キロ増量で初の悪役に 極悪犯罪者VS警察VS怪人『オオカミ狩り』公開へ

 ソ・イングク主演映画『Project Wolf Hunting(英題)』が、『オオカミ狩り』の邦題で2023年4月7日より新宿バルト9ほかで全国公開されることが決定した。

 本作の舞台は、フィリピンに逃亡した極悪犯罪者たちと護送官の刑事を乗せた貨物船“フロンティア・タイタン号”。太平洋のど真ん中に浮かぶ監獄は、犯罪者たちの反乱により血で海を染める。そして、“怪人”が目覚めたとき船上は地獄と化す。果たして、生き残るのは......。

 監督を務めたのは、『メタモルフォーゼ/変身』『共謀者』のキム・ホンソン。2017年にフィリピンへ逃亡した韓国人犯罪者47名の集団送還のニュースから着想を得て、本作を創り上げた。韓国映画としては、ポン・ジュノ監督作『グエムル-漢江の怪物-』以来16年ぶりに第47回トロント国際映画祭のミッドナイトマッドネス部門に正式出品されたほか、第55回スペイン・シッチェス国際ファンタスティック映画祭コンペティション部門で審査委員特別賞・特殊効果賞を受賞した。

 第一級殺人の国際手配犯・ジョンドゥを演じるのは、ソ・イングク。全身にタトゥーを入れて大胆なイメージチェンジをはかり、海に浮かぶ監獄で反乱を主導する狂気に満ちた極悪非道な犯罪者を熱演。初の悪役を演じるにあたり、16キロ増量し肉体改造を行った。

 そのほか、ナイフ使いの寡黙な犯罪者・ドイル役でチャン・ドンユン、海洋特殊救助団のチーム長役でソン・ドンイルが出演。ドラマ『刑務所のルールブック』のパク・ホサン、『還魂』のチョン・ソミンが刑事役に扮する。

■公開情報
『オオカミ狩り』
2023年4月7日(金)新宿バルト9ほか全国公開
出演:ソ・イングク、チャン・ドンユン、ソン・ドンイル、パク・ホサン、チョン・ソミン、コ・チャンソク、チャン・ヨンナム、チェ・グィファ
監督・脚本:キム・ホンソン
配給:クロックワークス
2022年/韓国/122分/シネスコ/5.1ch/字幕翻訳:石井絹香/R15+/英題:Project Wolf Hunting
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