『レッドシューズ』舞台挨拶に朝比奈彩、松下由樹らが登壇　北九州ロケの思い出は「夕日」

　12月9日に映画『レッドシューズ』がT・ジョイ リバーウォーク北九州にて先行公開され、初日舞台挨拶に主演の朝比奈彩、松下由樹、雑賀俊朗監督が登壇した。あわせて佐々木希、市原隼人が参加した「カナリア」ミュージックビデオも公開された。

　本作は全編九州オールロケで撮影されたヒューマンドラマ。シングルマザーのボクサーと最愛の娘の絆が描かれる。

　朝比奈が演じるのは、崖っぷちのシングルマザーのボクサー・真名美。本格的なトレーニングを受け身体作りに挑み、本作が映画初主演となる。その真名美に厳しくも寄り添うトレーナー役を市原、真名美の親友・由佳を佐々木、娘の親権を争う義母役を松下、介護施設の先輩役を観月ありさが演じる。

　監督を務めたのは、『カノン』で中国のアカデミー賞と呼ばれた金鶏百花映画祭の国際映画部門で『おくりびと』以来の最優秀賞3冠（作品賞・監督賞・女優賞）を獲得した雑賀。音楽は、1995年「TOMORROW」の大ヒットで知られる岡本真夜が担当。岡本は主題歌「カナリア」も手掛けている。

　初日舞台挨拶は満席の観客から熱い拍手で迎えられた。朝比奈は「敬愛する松下さんと共演できると聞いた時に、一層頑張ろうと思いました」と語った。さらに、北九州ロケの思い出として朝比奈が「若戸大橋から見た夕日」と答えると、松下は「私もホテルから見た夕日が印象的で」と意気投合。また、松下は『ナースのお仕事』以来久々の観月ありさとの共演にも触れ、懐かしいエピソードに会場を沸かせた。

　映画の劇中シーンで構成された「カナリア」のスペシャルミュージックビデオも公開。岡本の歌唱映像と本編映像が盛り込まれ、愛する娘の為に試合に挑むも敗れる真名美の姿や、トレーナーや、真名美の親友・由佳らに支えられながら真名美がトレーニングを積む様子が映し出されている。終盤にはリングに立ち、迫力のファイトシーンを繰り広げる場面も収められている。

■公開情報
『レッドシューズ』
北九州先行公開中
2023年2月24日（金）より、新宿ピカデリーほかにて全国公開
出演：朝比奈彩、市原隼人、佐々木希、森崎ウィン、観月ありさ、松下由樹
監督：雑賀俊朗
脚本：保木本真也、上杉京子
主題歌：岡本真夜「カナリア」（ドリーミュージック）
音楽：Marina M
音楽プロデューサー：森啓
エグゼクティブプロデューサー：神品信市
プロデューサー：藤田修、江守徹
Coプロデューサー：小池唯一、アソシ
エイトプロデューサー：金澤秀一
ラインプロデューサー：竹森昌弘
撮影：出口朝彦
照明：金子拓矢
録音：甲斐匡
美術：岩井憲
ヘアメイク：金森恵
衣装：松本人美
助監督：井木義和
制作担当：石井修之
編集：石井康裕
音響効果：柴崎憲治
製作：映画レッドシューズ製作委員会
企画、制作：サーフ・エンターテイメント
配給：SDP
©映画レッドシューズ製作委員会
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