片岡凜主演×堤裕介監督のポエトリームービー2作品がYouTubeで配信 中川龍太郎が詩を寄稿
片岡凜が主演、堤裕介が監督を務めた短編作品『INVISIBLE FRIEND』と『BIG OLD TREE HYMN』の2作品が、11月24日12時よりYouTubeで同時配信された。
セリフのない芝居映像に、詩の音読を乗せ、詩と映像で紡ぐ映像アート作品「ポエトリームービー」の第1弾として制作された『NVISIBLE FRIEND』と『BIG OLD TREE HYMN』は、同じ少女が、孤独に生きるその“場所”を感じながら、自分と向き合う物語。繊細な映像と、“私”の目線で紡がれるモラトリアムな詩を融合したアート作品だ。
主演を務めたのは、『石子と羽男ーそんなコトで訴えます?ー』(TBS系)のゲスト出演でドラマデビューを果たし、『ボーイフレンド降臨!』(テレビ朝日系)にレギュラー出演している片岡。藤井道人、Yuki Saitoらの映画音楽を出がけながら、映画『真夜中乙女戦争』や『生き残った6人によると』(MBS/TBS)などの作品で撮影を担当、さらにYouTube短編作品『A Aalk in the Woods』で監督を務めるなど、マルチに活躍する堤裕介が監督を務めた。
さらに、映画『やがて海へと届く』『わたしは光をにぎっている』などの監督である中川龍太郎が、本作のために新作の詩を寄稿している。
コメント
片岡凜
完成した作品を見た時にとても静かな気持ちになりました。自分の過去を手繰り寄せながら撮影していました。当時の感情を追いかけているような感覚がずっとありました。もどかしくなったりした時の表情がそのまま作品に映っていると思います。
堤裕介
今回はいくつかのロケーションで撮影を行って、異なる片岡さんの表情を見ることができました。見事に演じ分けてくれて、撮っていて面白かったです。中川さんには、映像を見て詩を書いていただいたのですが、こんな風に自分の映像を言葉で捉えてもらうのは初めてで感動しました。
中川龍太郎
片岡さんの佇まいと堤さんの美しい映像に自然と言葉が湧いてきました。明確なストーリーのない中で、何かを映し出そうとすることは、ある困難を伴いますが、この作品はそこに挑戦した上で、何かの気配を掴みかけているような気がします。ぜひ、多くの方に見ていただき、片岡さんや堤さんの才能を知ってもらえたら、映画業界の新しい可能性としても意義があるのではないでしょうか。
■配信情報
『INVISIBLE FRIEND』
『BIG OLD TREE HYMN』
YouTubeにて配信中