『科捜研の女 2022』石黒賢演じる“最強の敵”古久沢明が再登場 沢口靖子「心して挑みたい」

 11月15日にテレビ朝日系で放送される『科捜研の女 2022』第5話に石黒賢が登場する。

 京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心とした、ひと癖もふた癖もある研究員たちが、法医、物理、化学、文書鑑定などの専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描く本シリーズ。1999年の放送開始以来、現行のテレビドラマでは最多シリーズ記録を更新し続けている。

 第5話では、“目撃者”は1匹のサルという異様な殺人事件が発生。さらに、捜査を進めるマリコたちの前に、初回2時間スペシャルで激突した“シリーズ最強の敵”天才物理学者・古久沢明(石黒賢)がまたしても立ちはだかる。

 マリコたちが挑むのは、深夜、大学の動物音声学研究室で助教の男性が何者かに襲われて死亡した事件。死亡推定時刻の防犯カメラは消去されており、犯人を目撃したのは研究用に飼育されていた1匹のサルだけ、という異様な状況であることが明らかに。やがて、被害者がかつて古久沢の研究室に在籍し、古久沢への恨みを募らせていた事実が浮上。またしても捜査の先に透けて見えてくる、古久沢の影。彼は事件とどうつながっているのか。真相を追うマリコたちは、やがて壮大な闇へと行きつくことに。

 古久沢は、初回2時間スペシャルで描かれた“連続人体発火事件”で、犯人を知りながらも科学の発展のため隠避した男。「研究を阻む者は、未来の人類にとって害悪でしかない」という信念を持ち、心情という不確かな要素を糸口に捜査に当たるマリコに対して、「科学者として醜悪」と冷酷な言葉をぶつけた。

 そんな古久沢が第5話で再び舞い戻ってくると聞いたとき、沢口は「因縁の相手が今回どのように事件に関わっているのか、再登場に胸騒ぎがし、心して挑みたいと思いました」と、決意をもって撮影に臨んだことを告白。

 また、100パーセント科学を信じ切っていたかつてのマリコを振り返り、古久沢の存在は「マリコにとっては、もし科学一辺倒だった若い頃の自分のままだったなら、同じ価値観を持っていたかもしれないと考えると、戦慄を覚えてしまう人物」とも分析。マリコは古久沢に憤りを感じながら、内なる自分を見つめていることも考察した。

 そして、第5話に向けて、「価値観の違う科学者同士、お互いの正義をめぐってぶつかり合います。はたしてマリコは今回決定的な物証を突きつけることができるのでしょうか」と見どころをアピールした。

 さらに第5話には、事件の鍵を握る存在であり、古久沢に心酔する大学院生・岩城達夫役で、『仮面ライダーゴースト』(テレビ朝日系)でおなじみの俳優・西銘駿がゲスト出演。このほか、初回2時間スペシャルでマリコにさまざまなヒントをもたらした、高田里穂演じる生物学者・由井沙織も再び登場する。

沢口靖子(榊マリコ役)コメント

古久沢明の再登場を聞いた感想

初回2時間スペシャルでは古久沢が犯罪に関わっていたことは明確でしたが、確実な物証を提示することができず、本人はまったく反省の様子も見せず悔しい思いをした人物です。
因縁の相手が今回どのように事件に関わっているのか、再登場に胸騒ぎがし、心して挑みたいと思いました。

古久沢をどのような人物だと捉えているか

古久沢は、人類の未来のためには手段を選ばない冷徹で非情な人物です。一方でカリスマ性もある人です。
マリコにとっては、もし科学一辺倒だった若い頃の自分のままだったなら、同じ価値観を持っていたかもしれないと考えると、戦慄を覚えてしまう人物です。また、自分と科学との向き合い方を再認識させてくれる存在でもあります。

視聴者に向けてメッセージ

最強の敵、石黒賢さん演じる天才物理学者が再登場し、マリコの前に立ちはだかります。
価値観の違う科学者同士、お互いの正義をめぐってぶつかり合います。はたしてマリコは今回決定的な物証を突きつけることができるのでしょうか。どうぞご期待ください。

■放送情報
『科捜研の女 2022』
テレビ朝日系にて、毎週火曜21:00~21:54放送
出演:沢口靖子、内藤剛志、小池徹平、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、西田健、山本ひかる、石井一彰ほか
監督:兼﨑涼介ほか
脚本:櫻井武晴、戸田山雅司ほか
ゼネラルプロデューサー:関拓也(テレビ朝日)
プロデューサー:藤崎絵三(テレビ朝日)、中尾亜由子(東映)、谷中寿成(東映)
主題歌:坂口有望「サイレント」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
制作:テレビ朝日/東映
©テレビ朝日

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