『怪獣8号』ついにアニメ化決定! 制作会社やキャスト陣に高まる期待

 やはり戦闘シーンを売りとするのであれば、白羽の矢が立ちそうな制作会社として一番に挙げられるのはMAPPAだ。『呪術廻戦』や『進撃の巨人 The Final Season』を手がけ、ジャンプラ作品といえばすでに『地獄楽』や『チェンソーマン』を手がけることが決定している。今、話題作を一番映像化している会社と言っても過言ではなく、特にその高い作画やバトルシーンの迫力、“動”の表現に定評があるため『怪獣8号』の作風はぴったりスタジオのカラーとマッチするだろう。しかし、抱えている作品が多く、多忙なことでも知られており、もし原作側が「映像化するならMAPPAがいい」ということで現在はスケジュールの空きを調整しているのであれば、アニメ化決定時点でまだ未発表にしておく点も何となく理解できる。

 他に動きの多い作画を得意とする制作会社で、候補として考えられるのは、WITSTUDIOやボンズだ。WITSTUDIOはCloverWorksとともに『SPY×FAMILY』を手がけたスタジオとして知られており、他には劇場公開も話題を呼んだ『バブル』、配信を控える新作『ムーンライズ』など、Netflixとの仕事を活発に行っている印象が強い。『怪獣8号』は海外でもかなり人気の高い作品のため、Netflixの世界同時配信を視野に入れるのであればかなり可能性は高いスタジオチョイスとも言える。ボンズも『僕のヒーローアカデミア』や『モブサイコ100』と、アクションが見どころかつ世界人気の高い作品を扱う制作会社であり、『怪獣8号』との親和性も高いと感じられる。

 他に気になるのは、やはりキャスト陣だろう。現段階で、すでに糸目&関西人キャラの保科宗四郎の声優予想に、『鬼灯の冷徹』の白澤や『BLEACH』の市丸ギンなどを演じてきた遊佐浩二の名が挙がっているが(解釈一致すぎる)、実際どうなるのだろうか。同じジャンプラ出身の『チェンソーマン』のアニメ版声優情報が1年半かけてようやく発表されたこともあり、『怪獣8号』に関しても気長に待ち望みたいところだ。

■作品情報
『怪獣8号』
(c)防衛隊第3部隊 (c)松本直也/集英社
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