渋川清彦がふんどし姿で登場 豊田利晃監督最新作『生きている。』予告編&新ポスター公開
豊田利晃監督最新作『生きている。』の予告編と新ポスタービジュアルが公開された。
本作は、狼蘇り信仰を軸に2019年『狼煙が呼ぶ』、2020年『破壊の日』、2021年『全員切腹』と毎年、混沌の時代に挑む作品を作り続ける豊田監督の狼蘇山シリーズ最新作。物語の舞台は現代、神社の祭りに男が松明を持って現れ、騒動を起こす模様を描いた、18分の短編映画となっている。
主演を務めるのは、『真犯人フラグ』(日本テレビ系)、『ザ・タクシー飯店』(テレビ東京系)などテレビドラマでも注目を集め、『キングダム2 遥かなる大地へ』にも出演している、豊田組常連かつ盟友の俳優・渋川清彦が務める。映画音楽はZAZEN BOYS/NUMBER GIRLの向井秀徳、エンドクレジット曲を切腹ピストルズが担当する。
公開された予告編には、神社の階段をふんどし姿で駆け上がってくる渋川の姿が。このカットは本編の映画には出てこない、別テイクの映像となっている。
また、映画のエンドクレジットで流れる切腹ピストルズの新曲「いきいず」が、豊田組ショップでデジタル販売中。切腹ピストルズ総隊長の飯田団紅と、本作をいち早く鑑賞した映画ライターの森田まほからはコメントも到着している。
なお本作は映画館での公開は今のところ決まっていないが、7月24日に渋谷WWW Xで開催されるワールドプレミア公開イベントで上映されることが決定している。当日は映画の上映のほか、イッセー尾形の一人芝居、切腹ピストルズ、向井秀徳のライブも。イッセー尾形のライフワークになっている一人芝居が、豊田監督の熱烈なラブコールにより実現した。
コメント
森田まほ(映画ライター)
ふんどし姿の渋川清彦が咆哮を上げた瞬間、頭のてっぺんから雷がズドンと落ちた。
嫌なことありゃマスクの下で小さく舌打ち、そんな日常に爆音で響いた18分間の強烈な目覚まし時計。
ウジウジ文句言ってないで、もっと声上げて、真剣(マジ)で生きていけ!
豊田組のエネルギーに目ん玉こじ開けられた私は、胸の鼓動を感じながら生きはじめたのじゃ!!
飯田団紅(切腹ピストルズ総隊長)
「いきいづ」というのは「生き出づ」だ。古語で「死んだと思われたものが生き返る」とか「正気に返る」という意味で、源氏物語にも出てくるような言葉だ。
死ぬときに詠む「辞世の句」の反対、生きよう!と思う時の句(それを宣言と呼ぼう)にしようと決めた。
■イベント情報
映画『生きている。』ワールドプレミア公開イベント
7月24日(日)17:00開場/18:00開演
会場:WWW X(渋谷区宇田川町13−17 B1F シネマライズビル2F/03-5458-7688)
『生きている。』上映(18分)+舞台挨拶
登壇:渋川清彦、豊田利晃、イッセー尾形(ひとり芝居)、切腹ピストルズ(LIVE)、向井秀徳(LIVE)
料金:7,240円(特製ポストカード付き)+1ドリンク代別
豊田組ショップ内にてチケット販売中
豊田組公式サイト:https://www.toyodafilms.net
豊田組ショップ:https://toyodafilms.stores.jp
■リリース情報
『いきいづ』切腹ピストルズ
1. いきいづ
2. いきいづ(楽)
3. いきいづ(宣言)
豊田組ショップ内にてデジタル音源販売中
https://toyodafilms.stores.jp
■公開情報
『生きている』
プロデューサー:村岡伸一郎、豊田利晃
制作プロダクション:コンチネンタルサーカスピクチャーズ
製作:豊田組 バンブービー
配給:豊田組
DCP/ビスタサイズ/18分/2022年
(c)豊田組