NHK特集ドラマ『二十四の瞳』放送日が8月8日に決定　土村芳「胸を打たれるはずです」

　NHK特集ドラマ『二十四の瞳』の放送日が8月8日に決定し、主演の土村芳からコメントが到着した。

　壺井栄の原作を監督・木下惠介が映画化し、1954年（昭和29年）に公開された『二十四の瞳』。昭和初期を描いた物語を、特集ドラマでは土村を主演に迎え、次世代に伝えるべき“ 祈り”の物語としてよみがえらせる。主演の土村のほか、中島歩、麻生祐未、國村隼らが脇を固める。脚本・演出を担当するのは、『バースデーカード』『かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発』の吉田康弘。

　大石久子役として主演を務めた土村は「是非このドラマを、当時の人々、子どもたちへ想いを馳せる時間にしていただけたら幸いです 」とコメントを寄せている。

土村芳 コメント

『二十四の瞳』は長い間人々から愛され続けている歴史ある作品です。大石先生として出演させていただけた事を本当に光栄に思っています。監督はじめスタッフ、キャストの皆様、そしてその中でも子どもたちの存在に、日々励まされ元気をもらいながら撮影に臨んでいました。そんなキラキラした輝きが、画面からもきっと伝わってくると思いますし、時代に翻弄されながらそれぞれのかたちで成長し生き抜く姿には、見て下さる方も大石先生のように胸を打たれるはずです。

■放送情報
特集ドラマ 『二十四の瞳』
BSプレミアム／BS4Kにて、8月8日（月）21:00〜22:29放送
原作：壺井栄『二十四の瞳』
脚本・演出：吉田康弘
音楽：富貴晴美
出演：土村芳、中島歩、麻生祐未、國村隼、宇野祥平、濱田マリ、近藤公園、赤間麻里子、水澤紳吾、今井悠貴、川島鈴遥、加藤小夏、仁村紗和、森田想、川添野愛、高瀬あい、草野大成、白鳥玉季、番家天嵩、浅田芭路、志水心音ほか
制作統括：原克子（松竹）、樋渡典英（NHKエンタープライズ）、岡本幸江（NHK）
写真提供＝NHK