満島ひかり、木村拓哉の印象は“癒やし系”? 『未来への10カウント』撮影の裏話を明かす
続いて共演者について。木村は「まっすぐな方がまっすぐな役をやってくださるので適材適所というか、すごく作業しやすい」とメッセージを寄せ、脚本を読解して挑む満島の姿勢を称賛。満島は「嬉しいですよね」と満面の笑みを浮かべ、「木村さんにやっちゃいけないこととかいっぱいやりたい」と企んでいたと話す。「脚本がすごく空間が広い感じで、さあ君ならこれをどう読む? みたいな感じ」と自由度の高さを感じたと満島。また、ボクシングに関係するメンバーは、NGを出したら腹パンチというストイックなルールもあると明かされた。
会見後半には、「“みら10”キャストがまるわかり 10カウントチャレンジ」と題した企画も。お題に対してそれぞれがホワイトボードに答えを書くもので、「一番強そうな人は?」のお題に木村を挙げた満島。撮影で木村の手を取って止めるシーンで、「絶対この人と喧嘩したくないと思いました(笑)」と語り、「剣豪みたいな、アニメの最強キャラとかの感じ」と例えた。
また、ドラマの注目ポイントのお題に「コーチと生徒」と書いた高橋。「木村さんって僕たちからすると憧れの存在」と語り、「幻獣みたいな。ドラゴンとかツチノコとか、そういう本当にいるのかな? ぐらいの憧れの存在」と独自の例えを出すと、木村は記者陣に向けて「まあまあ聞こうよ」とジェスチャー。高橋は木村の現場での立ち振る舞い、作品に挑む姿勢を見て、「憧れからなりたい存在に変わった」と心境の変化を熱く語ったが、高橋は「あれ?」「BGMがガッツリ聞こえてきました」と少々静かになった会場にツッコミ。木村は「今回の撮影を通じていかに現場のツチノコになれるかってことを、自分の中で噛みしめてました」と口を開くと、安田も「なかなか見つけられませんよ!」と、笑いを誘う一幕も。
そんな木村は「出会い」を挙げた。ボクシング部のスローガン「不撓不屈」を指して、「どういう状態になっても屈しないよって言う、そこにモチベーションを持って行けるよっていうメッセージが今回の作品にはあると思う」と語った。
記者からの質問タイムで、高橋は再び木村との共演の喜びを語り、ミット打ちなどを一緒に行う中で「毎回、頭のなかで日記を書いてます」と明かした。「『拝啓 母上、』そのようなことを頭の中で思い描いちゃうぐらい、もう夢のような空間」と語ると、すかさず木村は「そこは“拝啓”なんだね、前略じゃないんだ」とツッコミ。木村からは靴や洋服をプレゼントされたことも明かした。
フォトセッションではファイティングポーズで動きをみせたり、木村の「ジャブ、ジャブ……」の掛け声に合わせてパンチを出した高橋と山田。会場には終始和やかな雰囲気が漂っていた。
また、木村はドラマタイトル『未来への10カウント』の文字を、キャストの手書きにしようと提案したことを明かし、「どなたが書いてくれたのかは当日わかるようになっている。ぜひそちらの方も楽しみに」と、もう一つの見どころを追加。最後に木村は「最後まで何とか踏ん張ってやりたいと思いますので、ぜひみなさん受け取ってください。よろしくお願いします」と締めくくった。
※高橋海人の「高」は「ハシゴダカ」が正式表記。
■放送情報
『未来への10カウント』
テレビ朝日系にて、4月14日(木)スタート 毎週木曜21:00~21:54放送
※初回は15分拡大スペシャル、21:00~22:09放送
出演:木村拓哉、満島ひかり、安田顕、高橋海人(King & Prince)、山田杏奈、村上虹郎、馬場徹、オラキオ、坂東龍汰、佐久本宝、吉柳咲良、櫻井海音、阿久津仁愛、大朏岳優、山口まゆ、三浦りょう太、富樫慧士、八嶋智人、市毛良枝、富田靖子、内田有紀、生瀬勝久、柄本明
脚本:福田靖
演出:河合勇人、星野和成
ゼネラルプロデューサー:横地郁英
チーフプロデューサー:黒田徹也
プロデューサー:川島誠史、都築歩、菊池誠、岡美鶴
音楽:林ゆうき
制作協力:アズバーズ
制作著作:テレビ朝日
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