米倉涼子、『ドクターX』涙のクランクアップ 「私の中で“不滅のドラマ”です!」

 12月16日21時よりテレビ朝日系で最終回が放送される『ドクターX~外科医・大門未知子~』。クランクアップを迎えた主演・米倉涼子のコメントが到着した。

 シリーズ誕生から10年目となる2021年、第7シリーズをスタートさせた、米倉主演の『ドクターX~外科医・大門未知子~』シリーズ。2年ぶりの新作となった今シリーズがついに最終回を迎える。最終回の放送に先立ち、撮影も無事終了。12月某日、今シリーズもフリーランスの天才外科医・大門未知子を演じ切った米倉が、『ドクターX』ファミリーの愛に包まれながら、涙でクランクアップを迎えた。

 撮影最終日、いつもと変わらぬ明るい笑顔で、現場を盛り上げていた米倉。しかし、その奥底には人知れず、万感の思いが渦巻いていた。その思いは、クランクアップを迎えた瞬間、あふれ出すことに。というのも、同じシーンの撮影がなかった「神原名医紹介所」所長・神原晶役の岸部一徳が米倉をねぎらうため、突如「未知子~!」と呼びかけながら登場したため。シリーズ開始当初から、未知子と晶の関係性とシンクロするかのように、心から慕っている岸部の粋なサプライズに米倉は感動。岸部と熱いハグを交わしながら、思わず涙が溢れ出た。

 実は米倉、『ドクターX』10年目を迎えた今シリーズの撮影中、改めて仲間の絆の深さを感じていたそう。クランクアップ直後のインタビューでも、「『ドクターX』ファミリーのみんなが徐々にクランクアップしていく中、改めてみんなの話を聞き、『本当に愛情にあふれた素敵な場所だなぁ。仲間って大切だな!』と、心の底から感じました」と、しみじみと語った米倉。と同時に、医療ドラマに長年携わる中で、今回は「これまで以上に『人は生きていく過程で、時として思わぬ壁にぶち当たり、自分が思うようにいかなくなることも多々あるんだな』と実感するようになったシリーズ」だったとも回顧。「さまざまな病気と闘ってらっしゃる方々、日々支えてらっしゃる身内の方々、そして医療に関わっている方々への尊敬の念が一層ふくらみましたし、この気持ちをこれからも大切にしていきたいです」と話し、愛に満ちた表情を浮かべた。

 さらに米倉は、「作品に関わるみんなが愛を込めて作っている『ドクターX』は、私の中で“不滅のドラマ”です!」と、力強い口調で作品愛についても明かした。

米倉涼子(大門未知子役) コメント

『ドクターX』ファミリーのみんなが徐々にクランクアップしていく中、改めてみんなの話を聞き、「本当に愛情にあふれた素敵な場所だなぁ。仲間って大切だな!」と、心の底から感じました。今回のシリーズには田中圭くんや高畑淳子さんら、懐かしい面々も出演してくださって、改めて昔も振り返ることができましたし、とても楽しかったです。大切な仲間たちに支えられながら、全10話を無事に撮り終えることができて、今はホッとしています。

今回は、ずっと医療ドラマに取り組んできた中で、これまで以上に「人は生きていく過程で、時として思わぬ壁にぶち当たり、自分が思うようにいかなくなることも多々あるんだな」と実感するようになったシリーズでもありました。そんな中、さまざまな病気と闘ってらっしゃる方々、日々支えてらっしゃる身内の方々、そして医療に関わっている方々への尊敬の念が一層ふくらみましたし、この気持ちをこれからも大切にしていきたいです。

『ドクターX』は、楽しいお芝居をしている場面もたくさんありますが、その裏でスタッフの皆さんがちゃんと医療について調べ、症例のない病気は扱わないなど、細部まで気を配っています。作品に関わるみんなが愛を込めて作っている『ドクターX』は、私の中で“不滅のドラマ”です! 視聴者の皆さん、ぜひ第7シリーズも最後まで楽しんでご覧ください。

■放送情報
『ドクターX~外科医・大門未知子~』
テレビ朝日系にて、12月16日(木)21:00~22:04最終回放送(※10分拡大)
出演:米倉涼子、内田有紀、遠藤憲一、勝村政信、鈴木浩介、岸部一徳、西田敏行、野村萬斎
脚本:中園ミホほか
音楽:沢田完
エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(テレビ朝日)
プロデューサー:大江達樹(テレビ朝日)、峰島あゆみ(テレビ朝日)、霜田一寿(ザ・ワークス)、大垣一穂(ザ・ワークス)
演出:田村直己(テレビ朝日)、山田勇人
制作協力:ザ・ワークス
制作著作:テレビ朝日
(c)テレビ朝日

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