松村北斗、初の朝ドラで得た役者としての自信 「嬉しさと同時に改めて責任感が芽生えた」

「応援していただいてる方への恩返しを」

――稔は英語も堪能な役柄です。発音も非常に美しかったです。

松村:小学生の頃に英語の塾に通っていたんですが、それ以降も定期的に英語は勉強していました。なんとなくベースはある状態だったんですが、時代が変われば日本語の使い方が少し変わるように、『カムカムエヴリバディ』の時代の英語は今とは少し違うんですよね。例えば「little」を現在の場合はカタカナで書くと「リロー」という感じですが、この時代はTがもっと発音されていて「リトゥ」だったり。そんな違いを学ぶのも勉強になりましたし、イントネーションはかなり細かく指導していただきました。

――すでに大活躍中の松村さんですが、幅広い年代の層が観る“朝ドラ”だけに、本作で松村さんのことを知った方も多かったと思います。改めてそんな作品に出てみていかがでしたか?

松村:「SixTONESの松村北斗」ではなく、「松村北斗」として参加できたことはすごく大きな意味があったなと思います。そして、いつかもっと成長して帰ってきたいという場所でした。ファンの方から、「『カムカムエヴリバディ』を通して、祖父母と同じ会話ができた」という声をいただけて、「松村北斗」というものを通して世代を超えて同じ会話をしていただけたというのがすごく嬉しかったんです。その嬉しさと同時に改めて責任感が芽生えたというか、松村北斗個人としても、SixTONESとしても、応援していただいてる方への恩返しをしていきたいと強く感じました。

■放送情報
NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
※土曜は1週間を振り返り
出演:上白石萌音、深津絵里、川栄李奈ほか
脚本:藤本有紀
制作統括:堀之内礼二郎、櫻井賢
音楽:金子隆博
主題歌:AI「アルデバラン」
プロデューサー:葛西勇也・橋本果奈
演出:安達もじり、橋爪紳一朗、松岡一史、深川貴志、松岡一史、二見大輔、泉並敬眞ほか 
写真提供=NHK

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