吉沢亮、『青天を衝け』クランクアップ 「最後まで見守っていただけたら」

 毎週日曜日に放送されている大河ドラマ『青天を衝け』(NHK総合)。11月8日に吉沢亮(渋沢栄一)がクランクアップを迎え、すべての撮影を終了した。

 本作は、新一万円札の顔としても注目される渋沢栄一を主人公とした、大河ドラマ第60作目。幕末から明治へと、時代の大渦に翻弄され挫折を繰り返しながらも、青天を衝くかのように高い志を持って未来を切り開いた渋沢の姿を描く。物語は最終幕へ突入。「日本を守る」という強い意志を胸に世界へ飛び出し、すべての人が手を取り合うため、栄一は挑戦を続けている。

 撮影を終えた吉沢は、「約1年半の撮影期間でしたが、本当にたくさんの事を学ばせていただいて、そしてすてきな出会いをたくさんさせていただいてすごく自分にとっていい経験になりました。 そして何より『青天を衝け』を見ていただいている皆さんが応援してくれたことで、最後まで走り抜けられたのかなと思います。 撮影は終了いたしましたが、栄一たちの物語はまだまだ続きます。最後まで見守っていただけたらうれしく思います」と語った。吉沢と制作統括の菓子浩のコメント全文は以下の通り。

コメント

吉沢亮(渋沢栄一役)

『青天を衝け』、クランクアップいたしました。
約1年半の撮影期間でしたが、本当にたくさんの事を学ばせていただいて、そしてすてきな出会いをたくさんさせていただいてすごく自分にとっていい経験になりました。 そして何より『青天を衝け』を見ていただいている皆さんが応援してくれたことで、最後まで走り抜けられたのかなと思います。 撮影は終了いたしましたが、栄一たちの物語はまだまだ続きます。最後まで見守っていただけたらうれしく思います。

菓子浩(制作統括)

無事にクランクアップの日を迎えられて感慨無量です。すべてのキャスト、スタッフの皆様に感謝します。コロナ禍での収録という大変厳しい状況の中、大森美香さんの力強い脚本を道しるべに、キャスト、スタッフ、みんなの力を結集し て進んでまいりました。なかでも、吉沢亮さんには13歳から91歳までの渋沢栄一を演じて頂きました。恐らく大河史上最長ではないでしょうか? 志士から幕臣、新政府から実業家、どのステージの栄一もとても魅力的で圧倒されました。自分たちの作っているドラマなのに、その主人公の言葉や行動に勇気づけられるという経験を何度もしました。
『青天を衝け』を支えて下さった皆様、そして『青天を衝け』をご覧いただいている皆様、本当にありがとうございました。最終回まで渋沢栄一は走り続けます。どうぞ最後まで『青天を衝け』をよろしくお願いします。

■放送情報
大河ドラマ『青天を衝け』
NHK総合にて、毎週日曜20:00~放送
BSプレミアムにて、毎週日曜18:00~放送
BS4Kにて、毎週日曜9:00~放送
出演:吉沢亮、小林薫、和久井映見、村川絵梨、藤野涼子、高良健吾、成海璃子、田辺誠一、満島真之介、岡田健史、橋本愛、平泉成、朝加真由美、竹中直人、渡辺いっけい、津田寛治、草なぎ剛、堤真一、木村佳乃、平田満、玉木宏ほか
作:大森美香
制作統括:菓子浩、福岡利武
演出:黒崎博、村橋直樹、渡辺哲也、田中健二
音楽:佐藤直紀
プロデューサー:板垣麻衣子
広報プロデューサー:藤原敬久
写真提供=NHK

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