櫻井翔がファンへの思いを語る 『ARASHI 5×20 FILM』インタビュー映像公開

 11月3日にドルビーシネマ限定先行公開、11月26日に全国公開される嵐の初ライブフィルム『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』より、櫻井翔のインタビュー映像が公開された。

 本作は、嵐20周年ツアー『ARASHI Anniversary Tour 5×20』の一環として行われたシューティングライブの模様を収めたもの。2019年12月23日に東京ドームで実施。嵐の初主演映画『ピカ☆ンチ』を手がけた堤幸彦監督をはじめ、これまで嵐に関わり知り尽くしたスタッフが集結し、125台のカメラで余すことなく記録した。

 デビューから20年以上、数えきれないほど様々な場で活躍、そして躍進し、国民的アイドルグループとして人々を魅了し続けてきた嵐。映像の中で櫻井は、堤監督、スタッフ、メンバー、そしてファンと共に作り上げた本作への思いを語っている。櫻井は本作をファンに届けるにあたって「満員の客席での熱気っていうのを、『あぁいいな』と思ってもらいたいし、また1日でも早くこんな日がくるように、との思いを強くするところですね」と率直な気持ちで語っている。

 125台のカメラをコントロールした映像・音への没入感はライブとはまた違った魅力を放っている。映画ならではの魅力について櫻井は「メンバーの立場では、なかなか実際に見ることができなかった、お客さん目線でのコンサートの臨場感というのを味わえたので、本当に映画ならでは、映画館でこそ観てもらいたい作品になったかなと思いました」と喜びを滲ませている。

【櫻井翔インタビュー】映画『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』

 本作を届ける上でどのような形が良いのか、ファンのことを第一に考えて議論を重ねたという。櫻井は「メンバー全員で、こういう形でファンの人に届けたらいいんじゃないか、こういったプロモーションのやり方もあるんじゃないか、という打ち合わせは重ねてきたので、作品への向き合いという意味では、5人とも同じ想いだと思います」と振り返り、「9月15日に発表、11月3日に公開という、嵐にとって2つの記念日というところは、メンバーをはじめスタッフが一番こだわったポイントだったので、そのスケジュールになにか想いを感じてもらえたらなと思っています」と、グループ結成記念日とデビュー記念日を選んだ理由についてもファンへの強い思いがあって実現したことを明かした。

 櫻井は特殊な撮影方法について「通常のライブDVDだとファンの皆さん、お客さんの視線を遮ることはないような場所にカメラを置いた撮影方法での作品となるのですが、今回は視界を遮る瞬間があるかもしれません、ということをご理解いただいた上で参加していただいているので、ファンの皆さんも観たことのないところにカメラをいれることができた。ファンの皆さんにもお伝えしていたので、『さぁ今日は撮影だ』『シューティングに私達は行くんだ』というような思いで参加してくださったのがビシビシ伝わってきたので、本当に僕ら5人、スタッフの皆さん、そしてあの日に参加してくれたファンの皆さんと作った作品ですね」と述べた。

 125人のカメラマンの中には、これまでの嵐のメンバーの撮影を経験してきたスタッフが集結しており、同窓会のような雰囲気の中で撮影されたそう。会場にいた全員の想いが一つになって出来上がった作品だと語る櫻井は「ご来場いただいたみなさんはもちろん、まだ嵐に触れたことのない皆様にも“チーム嵐”の熱を感じていただきたい」とコメントした。

■公開情報
『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』
11月3日(水・祝)ドルビーシネマ限定先行公開
11月26日(金)全国公開
出演:嵐
監督:堤幸彦
配給:松竹
海外セールス:ギャガ
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