井口昇×八代みなせ×中村有沙が再タッグ 『異端の純愛』クラウドファンディング始動

 井口昇監督による自主映画『異端の純愛』のクラウドファンディングが、10月2日よりスタートする。

 伊藤健太郎、玉城ティナ主演『惡の華』で高い評価を得た井口監督が『片腕マシンガール』の八代みなせ、『ゾンビアス』の中村有沙と再タッグ。本作は「異端の純愛」をテーマに、「上司と部下」「片腕の女性と高校生」「ウェイトレスと客」、それぞれ秘密を抱えた男女が屈折した愛に辿り着く姿を3つの物語で描くオムニバス映画だ。

映画『異端の純愛』特報

 11月にクランクイン、来年の海外映画祭の出品、2022年夏の劇場公開を目指す。クラウドファンディングで集まった資金は映画撮影の撮影現場の実費として使用するという。

コメント

井口昇(監督・脚本)

近年、漸くLGBTが映画の中で正面切って描かれるようになりましたが、それ以外の「異端な純愛」については未だに語られにくく、僕自身もそういう感覚を持って疎外感の中で生きてきました。しかしコロナ禍になり、様々な価値観や常識が脆くも崩れていく事で、自分でこのプロジェクトを立ち上げる決意をする事が出来ました。
愛の孤独に悩める方への救いとなる映画を目指しますので、
皆様の応援、ぜひお願いします!!

八代みなせ(片腕の女性役)

井口監督との出会いは約14年前。この度やっと御縁あって「片腕の花」のお話をいただいた時は、念願が叶いとても嬉しかったです。井口監督の作品は、人の深い内面やフェチズムなどを生々しくもファンタジーを随所に織り交ぜ魅せていく。猟奇的で繊細な描写が私は印象的で好きです。大切な場所に感謝しながら、積み重ねてきたモノを「片腕の花」に昇華させたいです。

中村有沙(珠子役)

この度、『ゾンビアス』以来10 年ぶりに井口組に参加させていただきます中村有沙です。
内容だけでみれば、過激な印象が大きいと思われますが、そこを繊細に美しく、また登場人物たちを愛おしく感じていただけるよう、一瞬一瞬の生まれるものを大切に、精一杯努めてまいります。何卒応援のほどよろしくお願いいたします。

■作品情報
『異端の純愛』
監督:井口昇
出演:八代みなせ、中村有沙、岡田佳大、山本愛莉、九羽紅緖ほか
【今後の展開】
2021年11月上旬に撮影。
2022年4月完成。
7月海外映画祭に出品。
8月〜国内劇場公開。
クラウドファンディングサイト:https://motion-gallery.net/projects/iguchinoboru

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