金子大地×醍醐虎汰朗×白石晃士監督がタッグ Huluオリジナル『未来世紀SHIBUYA』配信決定

 Huluオリジナル『未来世紀SHIBUYA』が11月26日よりHuluにて独占配信されることが決定した。

 本作は、2036年のデジタル化社会を舞台に、底辺に生きる若者たちが、日本の将来に発生する数々の問題を痛快に炙り出すオリジナル配信動画。『猿楽町で会いましょう』『サマーフィルムにのって』の金子大地がミツルを、映画『天気の子』主人公・森嶋帆高で注目を集め、2022年公演の舞台『千と千尋の神隠し』でハクを演じることも決定している醍醐虎汰朗がカケルとしてバディを組み、力強くハツラツとこの世界を生き切る若者を演じる。そして、『不能犯』『貞子vs伽椰子』の白石晃士監督がメガホンを取り、自らが全編カメラを回し、POV手法で作品を作り上げた。

 2036年シブヤ。孤児として育ったミツル(金子大地)とカケル(醍醐虎汰朗)は、ふたりで動画配信サービスWeTuber「正義マン」として活動をするも人気WeTuberには程遠く、その日暮らしの毎日を送っている。デジタルハイスペックで超人気カリスマWeTuberに憧れて、一攫千金、人生の大逆転を夢見ている。そんなある日、錆びれたシブヤの一角で言動不明・謎の暗号を繰り返し常にマネキンを抱える通称“マネキンおじさん”を目撃し動画配信サービスに投稿すると、瞬く間に再生回数が伸びていく。これを機に視聴者から“AI恋人との恋愛の悩み”“失った記憶の再生”“全く別人格の記憶移植”など次々と奇妙な相談の依頼が届くようになる。持ち前のノリと生まれ持ったバカパワーだけで問題解決に向けてカメラを回し続けるも、徐々に不可解な事件に巻き込まれていく。

 出演が決定した金子、醍醐、白石監督からはコメントが寄せられている。

コメント

金子大地

ミツルは、女性的な部分も少年っぽさも持ち合わせている人物なので、共存させるのはとても難しかったです。
15年後は未来ではありますが、人と人、という大切な部分は変わらないと思うので、すべての人が分け隔てなく暮らせる明るい世界であってほしいです。
現在も社会的に問題視されていることや人間関係を映し出した本作を通して、将来がどんな変化を遂げているのか想像していただけたらいいなと思います。
新しいことに挑戦している作品だからこそ、枠に囚われずに楽しんでいただきたいですし、「こんな作品は観たことがない!」と言える作品になっている自信があるので、ぜひ多くの方々に観ていただきたいです。

醍醐虎汰朗

カケルは、純度100%のおバカで、すごく格好つけで、何かダサくて、中二病入ってて……けれどいつも真っ直ぐなので人から愛されるキャラクターだと思います。
一足先に15年後の未来を垣間見て、科学が発達するのは便利で良いこともありますが、それ故の怖さも感じたので、発達しすぎない良さもあるんだなと思いました。できればあまり変わってほしくないこともあるし、平和な未来であってほしいと願います。この作品はビジュアルがポップで気軽に見やすい仕様になっていますが、同時に社会への問いを投げかけている題材で、メッセージ性もあります。観た方が何かを感じていただける作品になっていると思いますので、ぜひお楽しみいただけると嬉しいです。

白石晃士監督

ホラーでもバイオレンスでもサスペンスでもない作品を商業的に作ったのは今回が初めてで、新鮮な気持ちで未来世界を構築し、ミツルとカケルというズッコケ二人組のバカ騒ぎを楽しみにながら撮影することができました。
そして仕上げでも様々な遊びに挑戦し、よくこんな、かつてない企画がやれたなと、そして、やらせてもらえたなと、そんな幸せな実感を持ちながら完成に向かいつつあります。
配信動画という設定なので、視聴者の皆さんにはまさにYouTubeを見るように気軽な感覚で楽しんでいただけたら本望です。
ぜひ、ミツルとカケルのバカパワーを浴びながら、彼らと共にディストピアを軽やかに駆け抜けてみてください!

■配信情報
Huluオリジナル『未来世紀SHIBUYA』(全6本)
11月26日(金)より一挙配信
監督:白石晃士
脚本:保坂大輔、白石晃士
出演:金子大地、醍醐虎汰朗
エグゼクティブプロデューサー:澤一史
チーフプロデューサー:茶ノ前香
プロデューサー:中村好佑 伊藤裕史
制作協力:UNITED PRODUCTIONS
制作プロダクション:日テレ アックスオン
製作著作:HJホールディングス
(c)HJホールディングス

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