『ひらいて』HiHi Jets 作間龍斗の新場面写真公開 首藤凜監督「魂が綺麗な人」

 10月22日に公開される山田杏奈主演映画『ひらいて』より、作間龍斗演じる“たとえ”の新場面写真が公開された。

 2001年に『インストール』で文藝賞受賞、早稲田大学在学中の2004年に『蹴りたい背中』で芥川賞を受賞したほか、『勝手にふるえてろ』や『私をくいとめて』など映画化も続く綿谷りさ。本作は、高校生による三角関係を描いた綿谷の小説『ひらいて』を、『なっちゃんはまだ新宿』の首藤凜が脚本・監督して映画化したラブストーリー。

 高校3年生で成績優秀、明るくて校内では人気者の主人公・木村愛を演じるのは山田杏奈。愛が恋するクラスに馴染めない少年・西村たとえを、ジャニーズJr.内グループHiHi Jetsメンバーの作間が演じる。そして、愛の同級生であり、たとえの秘密の恋人・新藤美雪役には、『ソワレ』『HOKUSAI』の芋生悠が抜擢された。そのほか、山本浩司、河井青葉、木下あかり、板谷由夏、田中美佐子、萩原聖人が出演する。

 公開された場面写真は、授業中先生に指名され教科書の内容を音読するたとえの様子が捉えられている。成績優秀で東京の大学を目指しているたとえだが、にぎやかな教室の中でもなるべく存在感を消し、いつも静かにひっそりと過ごしている。一見地味だがどこか謎めいた雰囲気を醸し出すたとえに、主人公・愛は日が経つごとに恋心を募らせ、「私だけが見つけた」たとえの魅力にハマっていく。しかしある日、彼に“秘密の恋人”がいることを知る。

 どこか謎めいた雰囲気を醸し出すたとえ役に作間を抜擢した理由について、CMで見た彼の穏やかで静かな佇まいに、他では見ない異質な雰囲気を感じたからだと首藤監督は語る。しかしながら、首藤監督は「初めて会った時、すごく綺麗な男の子が来て困惑しました。でもどこか“心ここにあらず”みたいな感じが良く、私の中で出会ったことがないくらい魂が綺麗な人だなとも思いました。最初は“綺麗な子が来ちゃった”と心配しましたが、現場に来たらもう完全にたとえそのものでした」と作間との初対面時について振り返った。

■公開情報
『ひらいて』
10月22日(金)全国ロードショー
出演:山田杏奈、作間龍斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、芋生悠、山本浩司、河井青葉、木下あかり、板谷由夏、田中美佐子、萩原聖人
監督・脚本:首藤凜
原作・綿矢りさ『ひらいて』(新潮社文庫刊)
制作プロダクション:テレビマンユニオン 
製作:「ひらいて」製作委員会 
配給:ショウゲート
(c)綿矢りさ・新潮社/「ひらいて」製作委員会
公式サイト:hiraite-movie.com 
公式Twitter:@hiraite_movie

関連記事