山下智久、海外ドラマ初主演! 『神の雫』実写化で完璧主義のワイン評論家役に

 山下智久が海外ドラマ初主演を務める『Drops of God/神の雫(仮題)』がHuluで2022年に配信されることが決定した。

『神の雫』第1巻表紙(c)亜樹直、オキモト・シュウ/講談社
『神の雫』(c)亜樹直、オキモト・シュウ/講談社

 本作は、オンライン動画配信サービスHuluが、レジェンダリー・テレビジョン、ダイナミック・テレビジョン、フランス国営放送局グループのフランス・テレヴィジオンとの4社で共同製作する、仏英日の多言語ドラマシリーズ。世界中で愛され、日本のワインブームに火を付けたガストロノミー(美食学)と高級ワインの世界と家族の宿命を描く日本の漫画『神の雫』(作・亜樹直、画・オキモト・シュウ/講談社)が原作となる。

 物語は、世界的に有名なレジェ・ワインガイドの創設者/著者であり、ワイン学の権威でもあるアレクサンドル・レジェが東京の自宅で息を引き取るところから始まる。アレクサンドルの一人娘のカミーユは、9歳の時に両親が離婚して以来、アレクサンドルに会っていなかった。東京に向かったカミーユの前で、アレクサンドルの遺書が読み上げられ、アレクサンドルが残した膨大なワインコレクションーー専門家曰く“世界一のワインコレクション” ーーをカミーユが相続するためには、アレクサンドルの弟子で、若く聡明なワイン評論家・遠峰一青との対決に勝つことが条件だった。アレクサンドルの遺書には「一青は“魂の息子”」とあるが、果たしてアレクサンドルと一青の関係とは。複雑な家族関係、相続、そしてワインへの愛が2人の若者を宿命の対決へと導いていく。

 今回のドラマシリーズでは、原作漫画で物語の中心となっている“神咲雫”という男性のキャラクターが、フランス人女性・カミーユに。この設定の意図と理由について制作陣は「対決する2人の主人公の1人を若い女性にしたのは、シリーズを通して2人の対決に緊張感を持たせられると考えたからです。それに、2人の主人公の関係がより豊かになるだけでなく、2人の違いが際立ちます。優秀で経験豊富な一青と、経験ゼロで素人のカミーユとの対比です。しかしカミーユには、長年封印してきた才能、たぐいまれな臭覚があります。また主人公を男女にすることで、経験する感情も違うものになり、多くのドラマが生まれます」と語り、原作者の2人もこの挑戦を喜んで受け入れたという。

 海外ドラマ初主演となる山下が演じるのは、物語の中心となる、聡明なワイン評論家・遠峰一青。頭脳、容姿、そして才能に恵まれた完璧主義の一青は、日本の名家に生まれ、跡取りとしての義務を果たしてきたが、偶然か必然か、ワインに魅せられ運命を狂わせていく。さらに一青の出生には秘密があった。

 山下は、2018年の映画『サイバー・ミッション』で初めて海外作品に出演。続いて世界約60の国と地域で放送・配信中のHuluオリジナル『THE HEAD』への出演を経て、今回海外ドラマ初主演を果たす。制作陣は山下について、「多才で完全なアーティスト。素晴らしい俳優でもあり、一青を演じるにふさわしいカリスマ性も持ち合せている」と語る。2022年には映画『The Man From Toronto(原題)』の公開も控える山下は、本作の出演に際し「自分史上最長期での、海外での撮影ですが、海外チームと心一つに同じ気持ちで、より良いものを作れるよう切磋琢磨していきます」と意気込みを語っている。

 そして、山下演じる一青のライバル・カミーユ役には、『エル ELLE』のフランス人女優フルール・ジェフリエが抜擢。制作陣は「私たちはカミーユのかよわさを体現できるフランス人女優を幅広く探してきましたが、天性の才能を持つカミーユのイメージにぴったりフィットしたのが彼女でした。フルールを見た瞬間、“彼女しかいない”と思いましたね。彼女は私たちがカミーユに求める、あどけなさと成熟の両方を持ち合せていたのです」とコメント。制作陣に「逸材」と絶賛され、オデッド・ラスキン監督にオーディションで選ばれたジェフリエは、原作とは異なる設定のキャラクターを演じ、本作のオリジナリティを高める。

 脚本を手がけるのは、『マリアンヌ -呪われた物語-』『パラレルズ(原題)』 のコック・ダン・トラン。『アブセンシア ~FBIの疑心』『ノー・マンズ・ランド(原題)』のラスキンが監督を務め、製作はダイナミック・テレビジョンのクラウス・ジマーマンが担当する。

 Huluのチーフ コンテンツ オフィサー・長澤一史は、本プロジェクトについて「作品に登場するワインさながらの味わい深い魅力的な人間ドラマとしての脚本が仕上がりました。今回は日本の漫画原作をベースにキャストも言語も国際色豊かな、Huluとしてより踏み込んだかつてない国際共同製作作品ならではの魅力を皆様にお届けできることを本当に楽しみにしています」と語っている。

 レジェンダリー・テレビジョンのトップ、クリス・アルブレヒトは、「我々が得意とする高品質なジャンル作品 、キャラクター主導のコンテンツにおいて、今後ますます多言語作品に注力していく所存です。フランスと日本が舞台の『Drops of God』はまさに絶好の企画であり、現在開発/撮影中の多言語作品(英国、スペイン、メキシコなど)同様、わが社の作品群にさらなる国際色を加えることになるでしょう」、本作のプロデューサーでありダイナミック・テレビジョンの業務執行社員のクラウス・ジマーマンは、「『Drops of God』は国際色豊かで革新的な企画で、高品質なドラマを製作するダイナミック・テレビジョンのDNAにマッチする作品です。素晴らしいパートナー企業と優れた才能を持つ皆さんとこの物語に息を吹き込むことができて、大変嬉しく思っています」と、それぞれコメントを寄せている。

 全8話からなる本作は、2021年8月よりフランスで撮影を開始、その後、イタリア、日本での撮影を行う予定だ。2022年世界同時放送・配信、日本ではHuluで独占配信となる。

 主演の山下、原作者の亜樹と長沢からのコメント全文は以下の通り。

コメント

山下智久

『神の雫』という壮大であり、繊細な、僕にとってのワイン学のバイブルでもあるこの作品に出演させていただく事をとても嬉しく光栄に思います。
ワインの魅力や奥深さ、そして人間模様、様々な要素が複雑に絡み合い、成り立つ奇跡を皆様に感じてもらえるよう、真摯に作品作りに向き合って参ります。
自分史上最長期での、海外での撮影ですが、海外チームと心一つに同じ気持ちで、より良いものを作れるよう切磋琢磨していきます。
そして僕自身も、遠峰一青という役を通して成長できるよう頑張ってまいります。
完成を楽しみに待っていてください。

亜樹直

『神の雫』をスタートさせた時、この漫画がワインの本場フランスで翻訳され、ヒットするなど予想だにしませんでした。それがかの国でドラマ化までされることになり、本当に感動しています。
しかも神咲雫をフランス人の女性が演じ、遠峰一青を日本の人気俳優、山下智久さんが演じてくれるというではありませんか!
作者の私たちも、どのようなドラマになるか、いち視聴者としても楽しみです。

長澤一史(Huluチーフ コンテンツ オフィサー)

3年以上前、本作のプロデューサー クラウス・ジマーマンから、『神の雫』を国際的なシリーズとして実写化したい、主人公の一人をフランス人にして、パリと東京を跨ぎ、登場人物も国際色豊かにすることで世界に通用する作品を作るというアイディアを聞かされた時には、思わずその斬新さに胸が高鳴りました。
原作の持つ漫画ならではの、特にワインについての繊細かつ詳細で豊かな表現を実写に蘇らせること、そして全44巻にも及ぶ大作をいかに濃密で見やすい8話のシーズンにまとめるか。脚本をリードするソニアが新しいバージョンのドラフトを書き上げるたびにディスカッションを繰り返し、作品に登場するワインさながらの味わい深い魅力的な人間ドラマとしての脚本が仕上がりました。
さらには、われわれが手掛けた国際共同製作作品『THE HEAD』に出演してくださった山下智久さんに主人公の一人である遠峰一青を演じていただくというアイディアにクラウスをはじめとする主要なメンバーが賛同し、キャスティングの軸ができたことも幸いでした。
Huluでは、これまでに全編日本語の『ミス・シャーロック/Miss Sherlock』、全編英語の『THE HEAD』という作品を海外のパートナーとともに作り上げてきましたが、今回は日本の漫画原作をベースにキャストも言語も国際色豊かな、より踏み込んだかつてない国際共同製作作品ならではの魅力を皆様にお届けできることを本当に楽しみにしています。

■配信情報
Huluオリジナル『Drops of God/神の雫(仮題)』(全8話)
2022年世界同時放送&配信開始、日本ではHuluで独占配信
製作総指揮:クラウス・ジマーマン
監督:オデット・ラスキン
脚本:コック・ダン・トラン
制作:ダイナミック・テレビジョン
制作協力:アドライン・エンターテイメント
公式サイト:https://www.hulu.jp/static/drops-of-god
公式Twitter:@dropsofgodHulu
公式Instagram:dropsofgod_hulu

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